えいのうにっき

a-knowの日記です

人に会うことを目的とした旅行に行ってきた

5月22日〜26日の日程で休暇を取り(なので、このブログを書いている今もまだ休暇中ではある)、奥さん・子・自分の3人で、神戸・大阪を点々と巡る旅行に行ってきた。三泊四日。

奥さんが兵庫出身、自分も大学時代は京都に住んでいた、ということもあって、近畿のあたりに住んでいる知人友人が数人いるんだけど、どの人とも「また会おうよ」「近くに寄ったら声掛けてね」みたいな会話を交わしたまま、かれこれ数年会えていない、という状態が続いていた。

こういう言葉、ある程度は社交辞令としてよく使われているし自分も弁えられているとは思うんだけど、でも、今回会ったような人たちとは、それをそのまま社交辞令としておいておきたくはないなーという気持ちがずっとあって。また、自分も含め、どの友人にも子供がいて。子供にとっての数年は(自分の経験からも)とても大きく、「少し離れた土地にいる、自分と同じ年頃の子」と会う機会を彼らから奪ってしまってはいないか?みたいな気持ちも後押ししての今回の計画だった。

うちの子はまだ3歳。正直、「めちゃくちゃ大変そうだなぁ」「最後まで完走できないかもなぁ」という不安や心配の気持ちの方が大きかった......というか、ほぼそれしかなかったかもしれない。実際、二泊目には「もうおうち帰りたい(号泣)」という、心に突き刺さる言葉を吐かれながら泣きつかれる場面もあり、一瞬、いくつかの予定を切り上げて帰宅することも頭をよぎったこともあった。

それでもなんとかモノで釣りご機嫌をとって、結果的に、当初の予定をほぼ完走することができた(いくつか諦めたり、先方に迷惑を掛けた部分もあったけど)。子も、帰宅した今では「楽しかったね」と言ってくれている。......どのくらい本心で・理解して言っているのかはわからないけれど。

これも自分にも経験があることなのだけど、ほんの数時間一緒に遊んだだけなのに、別れの時間になると相手の子が「もっと一緒に遊びたい!!」「お別れしたくない!!」「岡山いきたい!!」とうちの子との別れを惜しみ、号泣してくれた......という場面があった。そういう場面を見て、今回の旅行で生まれた彼らの交友関係が今後どうなるのかはわからないけれど、今回頑張っていろんな人に会いに行ったのはやっぱり良かったな、と心底思えた。

一部の友人宅への訪問が平日の夜になってしまったりもしたのだけど、それでも暖かく迎えてくれたことには感謝しかないし、もし仮に今後自分が逆の立場になったとしても、一家総出で全力で歓迎したいという気持ちを新たにした。

しかし、今回はほぼすべての旅程を通して車で移動したのだけど、車での移動は本当にコスパがいいなと思った。岡山 - 大阪間(片道)が、ガソリン代を入れても5000円ちょっとで行けちゃう。荷物も(車に載せられる範囲内では)載せ放題だし、移動中の車内は完全にプライベート空間だし。大きめのSAはそれ単独で十分エンターテイメントだし。今後も積極的にあちこち車で旅行したいなと思った。

あとこれは完全に余談なのだけど、自分の地元である岡山の交通マナーは悪いとされていて、この際それは否定するものではないのだけど、大阪の市街地の道路を走る車は、そのスピードにしろ車線変更にしろ "アグレッシブ" の一言で、非常に疲れるものだった。大阪の友人にそのことを伝えてもいまいちピンと来ていなかったようだったので、これも「所変われば品変わる」なのかなぁ、と思うなどした。

淡路島西海岸の、レディバードロードにて。