はじめて銀行のマイカーローンを使って車を買ってみた話

わたくし、これまでにも何度か車を買ったことはあるんですが（数えてみたら今回が5回目のベテランでした）、そのほとんどが、「その車を買うお店が用意してくれているローンで買う」というパターンでした。

今回、もろもろの巡り合わせによって奥さんの車を買い替えるというイベントが発生したのですが、今回も「その車を買うお店が用意してくれているローンで買う」つもりでした。が、今回そのタイプのローンだとかなり割高な金利設定になってしまうということと、対面の営業さん自身も、そのことを申し訳なさそうにお伝えいただきながら「お客様さえよろしければ、少々お手間かもしれませんが、銀行さんのマイカーローンをお選びいただくのが良いかと思います......」と言ってくれたというのが、銀行のマイカーローンを使ってみよう、となったきっかけ。

デカめの金額のローンというと、それこそ今住んでいる家を建てたときの住宅ローンで経験はありつつも、そのときは基本的にはハウスメーカーさんの手厚い支援を受けながら手続きを進めたので、今回のように全部の手続きを自分でやる、というのはこれが初めて。

で、やってみたんですが、たしかにめんどくさいポイントはいくつかあったんですが、これで金利がこんなにかわるんなら（具体的には、今回の場合は4~5%くらい下げられた）、全然アリだな！という感想でした。

手順的には以下のようなかんじ。

「マイカーローン Web申し込み」などのワードで検索。
検索結果のうち、近所に支店がありそうな銀行をいくつか絞り込む
- 初手の申し込みこそWebで出来はするものの、最終的には窓口での手続きが必要なため。
金利的にも良さそうであれば、Web上のフォームに必要事項を記入し、申し込み。
- この申込みフォーム、銀行ごとに項目に違いがあって興味深かったです。ある銀行では勤続年数を聞かれたけど、違う銀行では聞かれなかったり、とか。
- 買う予定の車の見積書はどこであっても必要でした。
電話やメールで審査通過の連絡を受け、窓口での手続きをする日程を決める。
銀行の窓口で手続きを行う。
- このとき、その銀行の口座を持っていない場合には、その口座開設から手続きが必要になる。
- さらに僕の場合は、金利を下げるキャンペーン条件のため、スマートフォンアプリのインストールや電子マネー設定なども実施した。
- あと、融資金額に応じた額の収入印紙も必要で、銀行の前に郵便局にいかなきゃ行けなくて、これはダルかったです。
融資実行日を確認し、ディーラー側とも連携する。
融資実行を確認する。
- 立て付け上、「融資額が一度その口座に銀行から振り込まれる」「その直後に、そのお金がディーラーに振り込まれる」が自動的に行われる。
以降、完済まで毎月決められた日にその口座から決まった金額が引き落とされるため、毎月事前にその金額だけは口座に入れておく必要がある。
- 自分は所属企業の「第2給与振込口座」にその口座を指定しました。

今回3つの銀行に申し込んでみた結果、2つの銀行から審査OKの連絡をもらうことができました。余談なんですが、落ちた1つの銀行は僕の父親の古巣だったのがウケました（この銀行でだけ勤続年数を聞かれた（今年9月に転職したばかりなので "3ヶ月" という回答になってしまう）ので、多分そこで足切りにあったのだと思われる）。

マイカーローン、たしかに面倒なポイントもあるんだけど、「車の購入ごとに1回だけの作業であること」「ディーラー側で用意されているローンよりは金利面でかなり優秀であること」を考えると、全然アリだな、という感想でした。今回実際に使ってみたことで、マイカーローンが一気に身近なものになりました（なってしまいました）。6回目の車購入のハードルがぐぐっと下がった（下がってしまった）、とも言えます......。。

ちなみに今回買った車は、今何かと話題のダイハツの、トールという車でした！返済がんばるぞ！