えいのうにっき

a-knowの日記です

在宅勤務の1日

こちらのブログを読んで「なんかいいな」と思ったので、書いてみる。

tatsuru.hatenablog.com

朝は6時から7時30分の間のどこかでだいたい起きてる。6時に起きられた日はリングフィットアドベンチャーができる日(リングフィットアドベンチャーの実施記録)。逆に、どんなに遅く起きたとしても、はてブを見たりTwitterを見たりといったことは必ずしていて、これで世間の動きをなんとなく確認できているつもりになっている。

一家全員分の朝食を準備するのは自分のタスク。昨年のクリスマスにホットサンドメーカーを買ってからというもの、奥さんは週5くらいで僕の用意したホットサンドを食べている。あと1ヶ月ほどで1歳になる我が子には、朝は少食気味なので、湯煎するだけで食べられるパウチタイプの離乳食を単品で。僕はというと、だいたい昨晩のおかずの残りか、冷凍うどんをレンチンしたものに卵黄を落とし、醤油をかけてかき混ぜたものを食すことが多い。

そんなかんじでドタバタと朝食を用意しているとだいたい子供も目が覚めてムニャムニャ言い始めるので、抱き起こしてオムツを交換する。そして、朝食が出来上がるまでは乳児用のイスに座らせて待っていてもらう。我が子の家の中での到達範囲は日に日に広がってきていて、ベビーサークルも満足におけないほどの面積しかない我が家では、イスに座らせていたとしても目が離せない。ほんのちょっと前まで、まだ体はぐにゃぐにゃで、また別の意味で目が離せなかったというのに。

8時くらいになると、低血圧の奥さんも起きてくる。連続テレビ小説を観るのは、数年前からの日課になってしまっている。今作でも前作でも、主題歌が流れ始めると子供が取り憑かれたように画面に食い入って見入るのが、おもしろい。

ホットサンドの焼き上がりを待たずに、僕と子供の朝食が始まる。こころなしか、一緒に食べると子供の食の進みも良いような気がしている。たまに子供のご飯を自分の口に運んでしまいそうになって、危ない。

連続テレビ小説が終わるころには、自分の食事は済んでいる。と同時に奥さんのホットサンドが焼き上がるので、ここで子供の食事担当を交代して、自分は在宅勤務開始に向けてのグルーミングにとりかかる。

たぶん参考にならない、僕のリモートワーク知見(開始1ヶ月時点) - えいのうにっき でも書いた、仕事部屋に入る前に家の周りを歩くという "通勤" は、今でも欠かさず実施している。ただ今では、家の近くにスーパーマーケットがあることもあり、「スーパーで昼食の材料を買う」ことも、通勤の儀式でやることとして組み込まれてしまっている。

この儀式はもはや、僕の在宅勤務を支えるルーティンとして欠かせないものになっている。15分少々の短い時間ではあるが、気持ちの切り替えと思考の整理ができる貴重な機会になっているように感じる。シャワーを浴びているときと似たような感覚。

9時30分には仕事部屋に入り、PCの前に座れていることが多い。その日のスケジュールを確認したり、メールをチェックしたり。徐々に仕事モードにギアを入れていく、これもやっぱり儀式だ。運良く9時よりも前に部屋に入れたときには、軽く読書をしたりコードを書いたりすることもある。

昼休みは13時から。大人のぶんの昼食を作るのも、僕のタスク。とはいえ、1時間の昼休みで大げさなことはできるわけもなく、"通勤" のときにあらかじめ買っておいた「切ったキャベツと炒めるだけ!」的なやつ......クックドゥ的なやつを使ってさっと作ってさっと食べている。だいたい25分くらいで調理は終わるし、普通に美味いのでクックドゥ的なやつは偉大である。いやしかし、昼休みに自分で料理をするようになるとは思っていなかった。自分にとって料理が「どちらかというと嫌い」だったものが「好きでも嫌いでもない」になったのは、我ながら大きな変化だなぁ。あと、うまくいえないけど、昼食にある程度ちゃんとしたものを食べる、というのは、精神衛生上にも大事なもののように感じていたりする。もちろんテイクアウトの弁当などで済ませるときもあるけれど、ここを適当に済ませる状態が例えば一週間とか続いてしまうと、自分でも気が付かないうちに気持ちが荒んでしまうような気がしていて。 そうそう、昼食も子供と一緒に食べている。奥さんが丹精こめて作ってくれた離乳食を、あるときはペロリと、あるときは泣きわめきながら、食べたり食べなかったりしている。

終業は19時。残業をすることは殆どない。以前はすぐに子供をお風呂に入れていたりしていたが、最近はまず食卓を囲むようになった。夕食は、大人のものも子供のものも奥さんが作ってくれている。子供に食べさせながらだと、自分の食事のペースも遅くなり、結果的に食べる量も抑えられ気味で、便利。

食後は少し間をおいて、子供と入浴。まだなんとか膝の上に寝かせて体を洗えてあげたりできているけど、この調子で大きくなっていったとしたら、いつまでこうしてあげられることやら。

子供は、最近とくに成長してきているということなのか、夜になっても体力が有り余っているようで、最近は22時を過ぎても寝てくれないことがままある。寝てくれるとようやく一息つける時間になるのだが、最近この時間はもっぱら、新居の壁紙や照明器具選びに忙しい。迷っている過程が一番楽しい、とはよく聞く言説だけれど、いつかは決めなければいけないということを奥さんは理解してるんだろうか?とは、毎日のように疑問に思っている。早く決めてほしい。

0時前にはだいたい床に就いている。最近は夜泣きで起こされる頻度が高くなってきた気がするが、割り切って(それこそ朝食などは僕がやるから、などの分担として)奥さんにまかせてしまうことも多い。

そんな感じで1日が終わり、また新しい1日が始まる。平日の間は、これと瓜二つのような1日がひたすら繰り返されている感じがしていて、それでも子供だけは日々なにかしらの面で成長していっていて、大人二人だけが置いてけぼりを食っている感じがしている。せめて土日くらいは変化をつけたいのだが、最近の世情だとそれもままならず、難しい。

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4月某日、近くの公園で。

お題「#おうち時間