ついこないだ初詣に行ってきたと思ったら、2018年ももうこんな日付ですよ。はやいなぁ。
例年この時期に、一年をふりかえって来年の抱負を綴る "ふりかえりエントリ" を書くようにしております。
今年も1年、いろいろなことがありました。「あった」という受け身の形というよりは、「やった」「起こせた」という自発系の表現もできる一年だったかなと思っています。早速ふりかえっていきたいと思います!
GitHub Public Contributions
今年1年の GitHub Public Contributions は、こんなかんじ。Powered by grass-graph。
うーん、どうなんだろう?ちなみに去年1年間は↓こんなかんじ。(毎日grass-graphを使ってると、任意の日付のグラフに遡れて便利!)
まぁ、緑の量はちょっとばかし増えてるかな?Pixelaはプライベートリポジトリで開発してたし、去年よりは活動量は多そう、ってことで!
外部リポジトリへの貢献
自分のもの以外のリポジトリへの貢献は、以下のひとつだけ。
うーん、ダメダメ感。ゼロじゃなくてよかったね、くらいのレベル。
でもメンタリティ的には、それが外部か内部か、みたいなことをそれほど気にしなくなってる気はしている。OSSだったり英語だったりということに対する心理的ハードルがあるわけではなく、単に、外部のコードを読んでない、という、それだけのことだと思う。だからどうした。
開発予算状況
実は今年、こんな↓ことをやっていました。
個人の趣味開発関連のお金の収支をまとめるための口座をつくり、とりあえずそこに10万円入金した・以降の開発関連の料金の引き落としは全てここからおこなうようにした、というもの。
その残高が今時点でいくらになっているのか?という話なんですが......、、それがこれだ!!
なんと黒字!!すごい!! まぁ、Mashup Awards 2018 で入賞したその賞金のおかげ、なんですけどね。。いやでもまさか黒字で今年を終えられるとは思っていなかった......!
とはいえ、このくらいのことで守りに入るのではなく、これを元手にどんどん投資していって自分やサービスの価値向上に転化していきたいなー、と思ってます!
ブログの各種指標
ここまでの総エントリ数は82本。特に今月のアドベントカレンダー(13本)が数字を底上げしてくれたわけだけど、それを差し引いても週に1本以上は書いてる計算になるので、満足の数字。
そして、今年書いたブログのうち、被ブクマ数でランキングを取ると以下のような感じになる。
- 「GDPRとかいろいろあるけど、それでも個人でWebサービス開発やっていこうよ」という話 - えいのうにっき
- nginx で EU からのアクセスを拒否する - えいのうにっき
- commit以外の数値でも草を生やせる、PixelaというAPIサービスを作った! - えいのうにっき
- Pixelaを支える技術 - えいのうにっき
ブログについた総ブクマ数は、年初時点での4,094から6,126と、2000ブクマ以上を新規に獲得することができた。これを目当てにブログを書いてるわけじゃ決してないけど、それでもブクマがつくと脳内物質が出まくるので、この指標はこれからも励みにしていきたいなとは思いつつ、その一方で、今年ほどブクマを集めるエントリを量産することも難しいだろうな、とも思っている......!
2018年のあれこれ
2018年にやったことや起きたこと、身の回りのあれこれをまとめてみる。まずは技術関連のことがらから。
技術関連
少し自信がついたこと
去年比べて自信がついたこと、といえば、やっぱりGo言語関連とコンテナ関連だろうか。
- Go言語
- Go(+GAE)でサービスを作った・一定の評価が得られるものにできた
- Rubyで書いてたアプリケーションをGoで書き直してみたりもした
- コンテナ関連
- 無限に難しいけど、苦手意識はだいぶ薄らいだと思う
- 自作のWebアプリケーションをコンテナ化して、k8s(GKE)で運用してみたりもできた
加えて、GAE(Google App Engine) に再入門できて、それをテーマに登壇できたりもしたのもよかった。せっかく再入門できたので、今後は継続的にキャッチアップしていきたい。
あとは、Webサービス開発における利用規約とかGDPRとかについても自信はついたかな。
とはいえ、「正しい知識とそれを形にする能力に対する自信」では決してなくて、「そういったことに立ち向かうことに対する自信」みたいなかんじです。
登壇した技術イベント
- Developers Summit 2018
- JustTechTalk#11 エンジニアの新しいキャリア Customer Reliability Engineer (CRE) - 株式会社ジャストシステム | Doorkeeper
- サポートエンジニアNight vol.3 presented by TREASURE DATA “PLAZMA”|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ]
- 【12/10(月)東京】「実践DevOpsハンズオン 〜AWSとMackerelで構築する安心・安全なDevOps環境〜 presented by はてな、クラスメソッド」を開催します | Developers.IO (共同開催・共同講師)
- 合同勉強会 in 大都会岡山 -2018 Winter- - connpass
合計5つ、2,3ヶ月に1度のペース。去年も5つだから、ペースを維持できてはいる計算になる。
個人的には、「登壇しなきゃ!」みたいな気持ちは全然なくて、なんというか「これは登壇するのが自然だな」というものには臆することなく手を挙げることができるようになったなと思っていて、これはまぁいい状態だなと思ってる。デブサミでは300人(!)の聴衆の前で話すなんてこともできて、これもまた良い経験をさせてもらったな、と。大勢の前で話すことへの耐性もできた感あるし。w
参加した技術イベント
- サポートエンジニアNight vol.2|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ]
- Mackerel Meetup #11 Tokyo #mackerelio - connpass
- 【増枠】Mercari Server Side Tech Talk Vol.2 〜CREナイト〜 - connpass
- Mackerel Drink Up #7 Tokyo - connpass
- やっぱり AppEngine ja night #3 - connpass
- 一晩で押さえるKubernetes監視の世界 - cndjp第7回勉強会 - connpass
- 【東京開催】Cybozu Meetup 西日本でのリモート開発事情 - connpass
- https://builderscon.io/tokyo/2018
- 技術書典5
- Repro Tech Meetup #3 CRE|IT勉強会ならTECH PLAY[テックプレイ]
今年は10のイベントに参加していたようだ。去年と同様、このことについて特にこれといった感想はなくて、「あぁそう」というかんじ。
trello
技術・開発関連のタスクは trello で雑に管理するようにしていて、終わったものは DONE(2018)
、何らかの理由でやめたもの・あきらめたものは あきらめ(2018)
というレーンに突っ込むようにしていた。
あきらめたカードの枚数、41枚に対し、やりきったカード枚数206枚。カードの大小はあるにしても、やるものはやる・やらないものはやらない、ができた1年だったかな。
本
読了したもの
- Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス
- SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
- 詳解 システム・パフォーマンス
- 入門 Kubernetes
- トヨタの問題解決
- Mackerelではじめるお手軽Webサービス監視 (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
- プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで
読み終わってないもの
- 絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応 (Informatics&IDEA)
- Go言語による並行処理
- ビジネスモデル2.0図鑑 (中経出版)
- Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
この1年の読書についての感想
読了7冊かぁ......。。つくづく、僕は本を読むのが苦手なんだなーと思う。
あと、以前は読了するまで次の本に手を出すことはなかったんだけど、今年は見ての通り、4冊もの読みかけの本が。Real World HTTP
、これは絶対に読み切る。... iPhoneアプリ開発
...うっ、頭が......!
購入したもの
この時期よく見る、「2018年・買ってよかったものランキング」的なやつですね。今年購入したものを、買ってよかった順に。
Apple Watch Series 4
Apple Watch Series 4(GPSモデル)- 44mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツループ
- 発売日: 2018/12/04
- メディア: エレクトロニクス
ベタですけど、買ってよかったです。スマートウォッチというカテゴリでは、これまでにも Pebble などは使ってきたものの、Apple Watch はこれが初。
通知の確認・歩数計として・音楽などのリモコンとして・Apple Pay端末として、もはやこれがない一日は考えられないです。
チェアリング用チェア
コールマン(Coleman) チェア ハイバックリラックスチェア グリーン 2000010503
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: スポーツ用品
これ↓ですね、チェアリング。
僕にとって、目からウロコというかコロンブスの卵というか、そういうアイテムになりました。
ホットクック
シャープ 自動調理 鍋 ヘルシオ ホットクック 1.6L 無水鍋レッド KN-HT99A-R
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: ホーム&キッチン
またきましたベタなやつ。いろんな人の「買ってよかったものランキング」的なやつで必ずといっていいほどランクインしてると思うので、ここでは多くを語りますまい。
inkdropのサブスクリプション
いわゆる個人用メモソリューション。ネイティブアプリ・クライアントアプリも充実しているおかげで、MacだろうがWindowsだろうが、iPadだろうがiPhoneだろうが、利用端末に依らないメモ体験を手に入れることができました。
あとは、こちらの開発者の方の生き方・考え方に共感した、という部分もありますね。その価値観を応援する、的な意味もあると思ってます。
luna display
iPad を Mac のサブディスプレイにする的なアレです。
これのおかげで、今や Mac mini が欲しい。なんかアップデートも予定されている?みたいで、今後もますます期待が持てる一品。
プライベート
今年は草津に2泊3日の旅行にいけたのがよかったです。かなりのんびりできました。
その他、ライフチェンジングな、大きな嬉しい出来事もありました。来年はもっと幸せになっていきたい。
その他、2018年の出来事をピックアップ
箇条書きで。
- ヒゲを生やし始めた
- 去年のお正月で無精をしたまま、ヒゲを生やすようになりました。
- 毎朝のグルーミングの時間が少し短縮できてよいです。
- ダイエットを意識するようになった
- 開始してから5kgくらい減りました。この年末年始での増加が怖い......。。
- このブログがhttps化・コード管理されるように
- しましたねー。
- はてなに入って満2年が経過
- 近況 - えいのうにっき
- そして来月で満2.5年。早いなぁ。。
ヒゲとかダイエットとか、これが1年の出来事のピックアップでいいのか?!というくらい地味な内容......。。
昨年末に「2018年に挑戦したいこと」に挙げていたことのふりかえり
以下、10個の事柄を「挑戦したいこと」として挙げておりました。
- 【技術】テクニカルな登壇をおこなう機会が持てるよう、チャレンジする
- 【技術】外部貢献の件数で2017年を越える
- 【技術】「詳解システムパフォーマンス」を読み切る
- 【技術】GAE/Go アプリケーションをなにか作る
- 【技術】低レイヤー・インフラ寄りの知識、技術を引き続き身につけていきたい
- 【技術】コンテナ技術を活用した環境でサービスをホストしてみる
- 【その他】Coder Dojo に継続的に参加を続ける
- 【その他】社内受賞を受ける
- 【その他】大きめのカンファレンス登壇でベストスピーカーを獲る!
- 【その他】チームビルディングを意識したアクションを取っていく
このうち【達成】できたものは7つの目標。例年に比べると上出来か?と思う一方で、お気にいった目標設定になってしまってたのでは?とも思っちゃいますね(汗)
以下、ひとつずつ掘り下げながらふりかえってみます。
【技術】テクニカルな登壇をおこなう機会が持てるよう、チャレンジする
【達成】
合同勉強会 in 大都会岡山 -2018 Winter- - connpass で、「Pixelaを支える技術」という感じの GAE に関するお話ができました。
www.slideshare.net
当初、登壇枠へのエントリーが間に合わなかったんですが、connpassページを Mackerel の外形監視機能を使って監視することで枠の空きを監視できました、という話がウケてよかった。w
【技術】外部貢献の件数で2017年を越える
【未達】
去年ですら3件と少ないのに、上述のとおり、今年はたったの1件のみ。ただこれも上述のとおりであるが、それほど課題感を持っているわけでもない。気がついた不具合について Pull Request を送ることをためらった結果、とかではないので......(OSSのコードを読んでない故のこの数字、という課題感はもちろんある)。。
【技術】「詳解システムパフォーマンス」を読み切る
【達成】
読み切った!!
しかし、ある一冊の本を読み切ることを1年の目標に据えるの、どうなの。w
【技術】GAE/Go アプリケーションをなにか作る
【達成】
ただ作るだけじゃなくて、それをもとにした様々なアウトプットをおこない、それにより大きな反響を得たり、受賞できたりもして、想像もできないような大きな成果を挙げることができました。とても嬉しい!
「Pixelaを作ろう!」と思い立ってから、実際に行動しはじめると、本来の目的以外のところでも以下のような良い連鎖をパワフルに体現できたのが嬉しい。
- 作るにあたって必要になったGAEやGoなどの周辺技術をキャッチアップし、そのついでにブログに書いたりできた
- できたサービスを題材に多くの人がライブラリや活用方法を書いてくれた(他の人のアウトプットを誘発できた)
- 英語圏の人にも使って欲しいという気持ちから、英語でのアウトプットを頑張ってみれた
- せっかく作ったんだし、ということで応募した Mashup Awards で入賞することができた
- それまで経験がなく、また苦手意識も持っていた利用規約・GDPRに関して自分なりに情報収集をし、その結果をまとめてアウトプットできた
- これまでだったら尻込みしていたであろうイベント(YAPC)のCfPに応募してみる、という挑戦ができた
- そしてこれを元ネタに、まだまだやりたいことがたくさんある
- ロゴの外部発注
- 実はこれはもうやってる(仕掛中)
- CLIツールの開発
- 英語圏へのさらなるアプローチ
- ロゴの外部発注
いやもうほんと、出来すぎなくらいです。Pixelaのサードパーティライブラリがどんどん作られていくあの感覚は、これまでに味わったことのない、全身が奮い立つようなもので、この先も忘れることはないと思います。
GAE自体も2nd Generation に突入しようとしていて、自分の技術解決の引き出しがひとつ増えたかんじもある。全ての観点において、本当にとても良い取り組みができました。
【技術】低レイヤー・インフラ寄りの知識、技術を引き続き身につけていきたい
【もう少しがんばりましょう】
日頃の仕事に取り組むなかで、自然にキャッチアップできる範囲についてはできたかな?というくらいで、特筆すべき成果はこれといって挙げられたわけではなかった、と思ってます。
Mackerelというプロダクトに関わる限り、この領域はまだまだキャッチアップが必要な部分だと自覚しているので、来年以降も頑張っていかなければなりません。
【技術】コンテナ技術を活用した環境でサービスをホストしてみる
【達成】
しました。GKE + Golang、といった構成。
正確には「していました」ですね、運用しつづけるにはちょっとコストがかさみまくるので、3ヶ月ほど運用してみたのちに先日、GAE化してしまった。(5000円弱掛かっていたのが0円になった......w)
やっぱ僕は "百聞は一見に如かず" タイプだなと思いましたね、実際に手を動かして・つまづきまくることによって、だいぶ見通しは良くなった気がする。ただ、もうちょっと"しっかりめ"のサービスを......というか、「GKE(k8s)で動かすに値するアプリケーション」を作って、それを、もう少し腰を据えて運用してみたい。
【その他】Coder Dojo に継続的に参加を続ける
【達成】
途切れ途切れながらも、継続的に参加しています。
参加するたびに、まだまだ毎回、子どもたちから気づきであったり励まされるような気持ちになれるので、おそらく来年は"目標"として掲げなくても、趣味的活動のひとつとして続けていけるんじゃないかなぁと思っています。
【その他】社内受賞を受ける
【達成】
受けました!!2018年1月末に開かれた会社の納会で、CTO賞を受賞しました!!
twitter.com昨日は上半期納会でCTO賞を受賞しました!ありがとうございますありがとうございます!! pic.twitter.com/fR0rUaolvI
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年1月31日
受賞理由として、とあるブログエントリを書いたことがあったのですが、それがこれ。
まぁたしかに、今みても「本当にこれを自分が書いたのか?」という気持ちにすらなる、今ある仕事の原点のようなもの。またこういうエントリを書ける日はくるかな?
あと、こちら nginx で EU からのアクセスを拒否する - えいのうにっき のエントリで5月度被ブクマ数ランキング(社内)で一位になり、そこでも表彰(そこまで大々的なモノではないけど......)を受けました。
twitter.com思いのほか先月書いたエントリでブクマ数CTO賞取れてしまっていた……、、2回目特上寿司です pic.twitter.com/EMJc9xq5G5
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年6月7日
この時点では「こんな、インターネットに対してなんの恩恵もない記事でスミマセン......」なんていう後ろめたい気持ちすらあったのだけど、その気持ちを原動力に以下のようなアウトプットにまで昇華することができたのは、純粋に嬉しい気持ちです。えらいえらい。
【その他】大きめのカンファレンス登壇でベストスピーカーを獲る!
【未達】
僕らしくもない(?)目標ですが、これは、2017年のふりかえりを書いた時点でDevelopers Summit 2018に登壇することが決まっていたので、それを意識しての項目でした。......なんですが、みごとに空振りしましたね。w
最近もそのリベンジとばかりにYAPC::Tokyo 2019にトーク応募してみるも採択自体がされず、だったので、しばらくはこの目標を実現することは難しそう。
【その他】チームビルディングを意識したアクションを取っていく
【達成?】
チームビルディングというかコーチングというか?ですが、今年の中頃から、同じくCREの id:missasan と、以下の取り組みを交互に、隔週で続けてきました。
- CRE勉強会
- CREとして必要な技術要素をキャッチアップする足がかりとするための勉強会。
- これまで取り組んだテーマ例;
- Jenkinsを用いたCI/CD環境の構築
- GKEを用いたコンテナオーケストレーション
- Go言語によるアプリケーション開発入門(実施中)
- CREについて考える会
- 「そもそも(はてなの)CREとはなんなのか?どういうロールなのか?」みたいなことについて考える会。
- 前半は「CREのジョブディスクリプション」を練り上げていく活動をしていました
- 後半は「CREとして、今はできていないけどやっていきたい領域の仕事」をやっていくために必要な事前準備や作戦会議などの場として活用していました
どちらかは必ず毎週実施する、という座組でやっているので大変なときもあったんですが、なんとか続けてこられています。来年も変わらず続けていきたいですね。
2018年総括
去年・2017年のふりかえりエントリでは、2018年に向けて以下のように書いていた。
なんというか、大きく目新しい目標を据える気持ちには(たぶん良い意味で)あまりならなくて、今年できたよかったことを、来年も絶やさず続けていく、みたいなことをしっかりとやっていきたいなという気持ち。
こう書いたことを常に覚えていたかというとそういうわけではなかったけど、それでも、公私において大きな一歩を2歩・3歩と踏み出せた1年だったな、と思っています。
仕事においては、CREとして、これまでに手を出したことのない新しい分野の業務をこなしつつも、「自分たちがどんなことを仕事でおこない」「どういうバリューを発揮するのか」ということについて、咀嚼して消化し、形にすることができました。
プライベートについては、デブサミ登壇・Pixelaリリース&その後のムーブメント、と、多くの大きな(僕にとって)挑戦とそれなりの成果を得ることのできた、僕にとっては出来すぎな1年でした。漢字一文字で表すのなら爆発の「爆」、色んなことを総じて、昇華・定着させることのできた1年でした。良い1年だった!
2019年の目標
来年2019年は、漢字一文字で表すなら「転」となるような一年にしたいし、します。ソフトウェアエンジニア界隈で「転」というと不穏に思われちゃいそうなんですがw、そうじゃなく、「転機」「転居」「転換」、いろんな「転」でゴリっと変化させていきたいな、と強く思っています。
そういったこともあって、来年についてはちょっと具体的な目標を立てづらく、現時点では無理して宣言しないでおこうと思います。
- やるべきことをしっかりとやる
- 向こう3年、ないしは5年を良いものとする変化を、自ら起こす
- 自ら起こした変化に対して柔軟に適応し、しっかりと乗りこなす
- 変化後の世界において、向こう3年、ないしは5年のキッカケとなるような成果を出す
こうしたことを、新しい価値観を生み出すくらいのつもりでやっていくぞ、という気持ち。
また、以下のようなことについては2019年を通しての活動目標としたいと思います!
- iOS開発をリブートする
- Pixelaをグロースさせる
- "流行の技術" よりは "色んな技術の基礎となっている技術" のキャッチアップ
2018年もたいへん多くの方々に大変お世話になりました。2019年もがんばりますので、どうぞよろしくおねがいします!