えいのうにっき

a-knowの日記です

5泊6日で東京観光に行っていた

ここ1年ほど、6歳になる子が宇宙関連のあれこれ(ロケット・スペースシャトル・惑星 etc.)にお熱で、それらに関連する施設が多い東京・関東に一念発起、夏休みの旅行として行ってきました。本当は、6月下旬に種子島であったロケットの打ち上げを見せてあげたかったのだけど、ホテルやレンタカーなどの予約レースに勝てず、そちらは断念することに。すまぬ息子よ、種子島にはいつか自力で行ってくれ......。

1日目・8月3日(日)

大人だけでの旅行ならいざ知らず、幼稚園年長の子どもを帯同させての旅行では多くを求めすぎないのが吉......つまり、「その日、何をどれだけ楽しめるか」を詰め込みすぎても、結局その半分も消化できなかったりして、大人は事前の計画通りいかずにイライラ・子は親がイライラしてるのでナーバスに、と、却って良くない方向に転がりがち。なので、今回の旅行でも、初日は「無事に東京の宿にチェックインできたら万々歳」「あわよくば、1~2個の "やりたいこと" ができたら最高」くらいのつもりで臨みました。

時間にもゆとりをもって、12時過ぎ発の新幹線で、夕方17時くらいのチェックインを目論む感じに。まさに「無事に東京の宿にチェックインできたら万々歳」なスケジューリング。大人だけでの旅行なら「もったいない!!」ってかんじの時間運びだけど、それはもう考えないようにして。

宿は、価格と交通の利便性のバランスを考えて亀戸に。亀戸に向かう総武線の車窓から、子とスカイツリーの初対面が実現。

その日は思いの外順調に事を進めることができたため、残りの時間を使って、"やりたいと思っていたこと" もいくつかできました。以前に浅草に住んでいたときにとてもお世話になったとんかつ屋さんに顔を出す、ということと、すみだ水族館に行くということ。......あ、子は宇宙関連と同じくらいペンギンも好きなのです。

亡霊のように写っているのは私です

2日目・8月4日(月)

この日のノルマは、子にとってのこの旅行のメインスポットである、筑波宇宙センターに行く、というもの。天気にも恵まれ、無事その念願を叶えることができました。

宇宙グッズもたくさん買いました。

その後、すぐ近くにあるエキスポセンターにも足を伸ばしました。

ここでなんと、何も示し合わせもしていないのに、子の同級生家族と出くわすという、奇跡的なおもしろ出来事があったりなどもしました。すごい確率......。

ホテルに帰るための総武線がちょうどラッシュの時間帯と重なり、期せずして子の "東京の満員電車" の初洗礼にもなりました。「ちょ、これ、」といいつつサラリーマンのみなさんの間に押しつぶされている様子は、親としても気が気ではありませんでしたが、無事降車した後の子の第一声の「きびしいな......」はあまりにも面白く、しばらくは忘れられそうにありません。

3日目・8月5日(火)

自分は東京は月に1度くらいのペースで出張で来ることがあるのだけど、奥さん(東京大好き)は子の出産のため里帰りして以降、東京には来れていなかったので、実に6年ぶりくらいの東京。子の行きたいスポット以外に、自分もあちこち行きたいところがある・会いたい友達もいる......とのことで、この日は奥さんと別行動の日にすることに。

そんなわけで、子と自分の2人は、この日はまず東京タワーに。

その後、港区立みなと科学館へ。

この科学館へはプラネタリウムが目当てだったのだけど、上映のちょうど真ん中あたりで子がトイレに行きたくなってしまい、途中退室。これまでにもこういうことは多々あったのだけど、こちらの科学館では規則が厳格で再入室が許されず、子は思わず涙目に。うーん、こればっかりは仕方がない......。

そろそろ帰ろうか、と最寄り駅に行こうとした道すがら、大きな「」の掲示が目に飛び込んできて。......あぁ、タイムラインでもちょこちょこ目にしていた「デザインあ展」、ここでやってたのか!ということで、飛び込みで体験することに。

子が知っているコンテンツもいくつかあり、また子どもでも楽しめる体験型のものもあって、この日を笑顔で終われたのはとても良かったし、たすかりました。

4日目・8月6日(水)

この日は、子がつくばの次に楽しみにしていた、お台場の日本科学未来館へ。

ここのプラネタリウムもほぼ満席状態で観られなかったのは残念だった......。それでも、閉館時間ぎりぎりまで楽しむことができました。少し意外というか、驚きがあったのは、デモ展示されていたLOVOTに子がめちゃくちゃ食いついていたこと。あの表情・接し方・はしゃぎ方は、子が愛玩動物に向けるそれと完全に一致していて、いやはやLOVOTすごい、となりました。その後父はこっそり価格などを調べて「う〜〜〜ん」ともなりました......すまぬ息子よ。いつか自力で(以下略)。

5日目・8月7日(木)

この日は三鷹の国立天文台へ。

「あ!これドラえもんのDVDで観たやつだ!!」と、子は終始はしゃいでいましたが、一方の親は......、なんというか、歴史の深みみたいなものを感じていました(こなみかん)。

その帰り道、これもまたひとつのアトラクションだろう、ということで、中央線のグリーン車に乗ってみるなどもしました。

6日目・8月8日(金)

あっという間に最終日。奥さんがまだ一人での自由行動がしたりないようだったので、東京駅のコインロッカーに荷物を預けたところで、つかの間の自由行動タイム・パート2。子と自分は有楽町のプラネタリウムを見に行ったあと、東京駅のキャラクターストリートで時間を潰すなどしていました。

この日はここに載せられそうな写真は撮れていなかったのだけど、15時すぎの新幹線で、おそらくこれから連休をスタートさせるであろう人でごった返す東京駅を後にしたのでした......。

お疲れ様でした

今回の旅行、子がいなきゃ絶対に行ってないだろうな(失礼!)、というあらゆるところに行くことができて、とても楽しかったです。真夏日のなか、体力的にはかなりしんどい日が続いていたのだけど、終わってみればあっという間で、本当に夢のような時間でした。やはり仕事で・一人で東京に来るのとはワケが違いますね(当たり前)。あと、交通費の面で子の "未就学児" を最大限活用できたのもよかった。(ケチ)

5泊6日でお世話になった亀戸も、家族でこれだけお世話になると、ほんのり愛着のようなものが芽生えるくらいにはポジティブな感情を持っちゃいますねぇ。それは子も同様のようで、「東京と岡山、どっちが好き?」と聞いてみたところ即答で「それはとうきょうかな!」と答える始末。あの満員電車の洗礼を受けてもなおそう言い切れるあたりはすごいなと思いつつ、大きくなったら上京でもなんでも思う存分やってくれ、と思う父なのでありました。(おしまい)