2018年10月14日にリリースをした Pixela ですが、このたび7月27日、登録ユーザー数が10,000人を超えました!
日数にして1,018日。これ、どのくらいすごいんだろう(もしくは、すごくないんだろう)と思って、ちょっと調べて見たところ、プログラミング情報のナレッジコミュニティ
である Qiita(2011年9月16日ローンチ)は、ローンチから607日後の2013年5月15日に、登録ユーザー数が20,000人に到達していたようです。
時代も違えばサービス種類も全く違うので、比べることの意味はほとんどないとは思います。ですが、今までこういう、登録アカウント数を知らせる発表を見かけても「ふーん」と流して来ていたけれど、今の自分ならそれがどんなにすごいことなのか、よくわかります。すごい。
Pixela は、リリースをお知らせするブログエントリに300近いブクマをつけていただき、出だしこそ好調でした。......が、その後2年ほどは極めて低調な日々が続いていました。それこそ、ユーザー登録がゼロの日が続くことも珍しくはありませんでした。
それは、Mashup Award 2018 で賞を獲得しても、builderscon 2019 の見本市への出展が叶っても、大きく変わることはありませんでした。
ただ、自分自身にとって大きな励みであり幸せだったのは、とても多くの方が Pixela に関する情報や、サードパーティライブラリだったりアプリケーションだったりを、おそらく心から楽しんでいただきながら、開発・発信してくださっていたことです。
2019年5月に、Patreonによる支援機能をリリースできたことも、精神的な意味でも金銭的な意味でも、大きな支えとなりました。
そんな様々を支えにして継続できてきた Pixela が大きな転機を迎えたのは昨年11月、appbrewery というプログラミング学習サイトの教材として Pixela を使っていただいたことでした。
その後、Udemy の「100 Days of Code - The Complete Python Pro Bootcamp for 2021」というコースの教材としても Pixela が使われました。
これ以降、1日の平均新規ユーザー数が安定して4,50人前後を推移するようになりました。おそらくこの大半が海外の方で構成されていると思われるんですが、これは今もなお続いている傾向で、ただただ、世界中の人の学びの意欲のすごさを感じるばかりです。
そういった幸運を前提とした上で、もし自分を褒める点があるとすれば、ローンチ当初から英語でのサービス提供を貫いていたことかなと思います。これがなければ、Udemy などで教材として使ってもらうなんてことも、あったかどうか...。。
その後、ロゴ/アイコンスポンサーという取り組みも開始し、Pixelaのサービス提供に関するインフラ費用については赤字にはならなくなるくらいにまでご支援をいただけるようにもなりました。
してました!今月で3ヶ月連続?かな?とはいえ乱高下ってかんじなので油断はできませんが……🙏
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) May 11, 2021
最近Udemyでも題材に使われてます😆 #pixela https://t.co/UT65Jzrheu
とはいっても、インフラ費用は毎月ちょっとずつ増えてきているので、このままだとまた赤字になっちゃうとは思うのですが、それでも、こうして有形無形のサポートをしていただいているみなさまのおかげで、よっぽどの不慮の事故などがない限りは、この先もずっと Pixela を続けていくことができそうです。本当に、ありがとうございます!
子どもが生まれたり転職をしたり、といったこともあって、最近はあまり Pixela のコードを書けていないんですが(でも、直近だとこの2ヶ月前のアップデートはイイのが出せたなと思っています)、自分のなかでやりたいことはまだまだ山積みなので、どうかみなさまも、今後も細く長く、Pixela を愛していただけますと幸いです。
実は、ユーザーコミュニティを立ち上げたいんです
「まだまだ山積み」のやりたいことのひとつに、Pixela のユーザーコミュニティを立ち上げたい、というものがあります。ちょっと前までは自分であれこれやらなきゃな、と思っていた(いる)のですが、ふと、みなさんに聞いてみたい気持ちになりました。Pixela のコミュニティを立ち上げてあげてもいいよ、という方はおられませんでしょうか?笑
もし複数の方に名乗りをあげていただけるなんて嬉しすぎる出来事があれば、それはそれで素晴らしいことだと思っています。もしやっていただける方がいたら、その方限定のグッズ(ステッカーとか、あれとかこれとか!)を新たに作って進呈したい!という気持ちもあります。われこそは!という方がもしおられましたら、何らかの形で私にまでお知らせくださいっ!