えいのうにっき

a-knowの日記です

Autify に入社して満2年が経ちました

経ちました!以下が2年前に書いた入社エントリ。

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社のストックオプションが "4 years vesting with 1 year cliff" なので、そのつもりはなくとも、自然と "折返し感" を覚えてしまいますね。

加齢により、ただでさえ色んなできごとの時間経過が早く感じてしまっているので、Autify でのこの2年間についても「あっという間だった」といった月並みな感想をつい書いてしまいそうになる......のだけど、この2年間について冷静に、客観的に考えてみると、「あっという間、ではないな......」「そうか2年か、たしかにそのくらいなのかもな」というかんじ。

その理由としては、入社後の特に最初の1年はめちゃくちゃしんどかった、というのもあるのかもしれない(ちなみに前職でも最初の1年〜1年半は毎日がとても憂鬱だったので、転職する、環境を変える、というのは、それがどこであれ、ある程度はそういうものなんだろうなと思うようになった)。入社後1年が経ったくらいからは、自分であれこれできるようになってきたことや、チーム状況や環境の変化などもあって、緊張と緩和がほどよくバランスした毎日を送ることができるようになってきた。

Autify の(というか、これくらいのスタートアップには共通しているのかもしれないけど、)好きな点、自分に合ってるなという点は、やっぱり「変化が多い」ということ。「変化」ならなんでもいいのかというとさすがにそういうわけでもなくて、特に「悪い変化」はできるだけ御免こうむりたいところだけど、「良い変化」はさることながら、「良いのか悪いのかその時点ではよくわからない、どっちに転ぶかわからない変化」が多いというのが、自分が気に入ってる点なんだろうなーと思ってる。

もちろん、自分も含めて、そうした変化を生み出した人はそれを「今思えば、あの変化が今の良い状態につながるきっかけだったよね」と言えるようになるように頑張っている。「よし、やるぞ」と毎日のように新鮮な気持ちで取り組めているように思う。

自分の内面に対してもじんわり変化が起きていることを最近感じている。Autify に入る前〜入ってしばらくの間は、「自分がやりたいこと、形作っていきたいキャリアプラン」をある程度重視していて、今ももちろんそれを軽視しているわけではないのだけど、最近は「トップが思い描いている事業プランに対して、自分(能力や経験)はどう貢献できるのか?」というのが先に立つようになった。......というのを、先日前職の上司との飲みの席で話したところ「変わったね」と言われたので、そっか自分も変わったんだな、と思っている。

Autify に限らず、今のスタートアップを取り巻く世の中の状況は決して優しいものではない。本当に良い経験をさせてもらっているなと感じている。今後ここでさらに経験を積んで、学んで、何かを理解した自分は、そのとき何を考えて、その先に何を見出すんだろう。全然わからない。けど、"今" 自分がいるべき場所に間違いはないという確信だけはあるので、引き続きこの変化の渦中に身を置いて、必死に泳ぎきってやろうと思う。