えいのうにっき

a-knowの日記です

E2Eテスト自動化のAutify(オーティファイ)に入社しました & ご挨拶も兼ねて OSS を書きました

前職である株式会社はてなの最終出社を2月19日に終え、本日 Autify に入社しました! Autify は、同名のE2Eテスト自動化のSaaSプロダクトを開発・提供しています。

autify.com

さきほど初日としての業務を終えたところです。ありがたいことに、非常に高い期待を掛けてもらっていることをひしひしと感じていて、初日にインプットしてもらえた情報量も半端ないのですが、自分としては慌てず落ち着いてひとつひとつキャッチアップし、できるだけはやめに大きな成果を上げたいなと思っています。

職種は "カスタマーサクセスエンジニア" としての入社です。これまでの経歴で ソフトウェア(サーバーサイド)エンジニア セールスエンジニア Customer Reliability Engineer ......などの肩書で業務に取り組んできた自分としては、「事業の成長に貢献できることで自分ができることなら、なんでもやっていきたい」と思っています。一方で、「どうしても "カスタマーサクセス" を肩書に背負いたい」という思いもありましたので、Autifyでは "これまでの自分の経験" と "これからの自分としての自己実現" の両方をぶつけていけそうで、とてもワクワクしています。

まずは会社・事業全体を広く見回してみて、ビジネスやプロダクトが今どういう感じなのかということを体感し、自分が貢献できそうなところでかつ価値がありそうなところにどんどん突っ込んでいきたいなと思っています。

今回の転職にあたって最低限の条件だったのが以下の2つで、

  • 自分の居住地である倉敷(岡山)から働けること
  • カスタマーサクセスに取り組めること

Autify は、上記2つの条件両方ともに合致していることに加えて、以下の3点が自分にとって大変魅力に感じたところでした。

  • 社内公用語が英語であること
  • ストックオプションがあること
  • 前職での経験を大いに活かせると感じたこと・Autifyというプロダクトがまさしく世の中のニーズ(Burning needs)にアプローチしているプロダクトであると感じられたこと

自分の居住地である倉敷(岡山)から働けること

現在コロナ禍ということもあり、Autify ではオフィスを解約しているとのことです。つまり、自分に限らず全員がフルリモートで就業しており、採用についても居住地は不問でした。またこれは後述しますが、そもそもAutifyは日本以外の国に居住しているメンバーも多く在籍している、グローバルな組織です。

カスタマーサクセスに取り組めること

前職での経験から、カスタマーサクセスという仕事の魅力、重要性、自分のバックグラウンドとしてあるエンジニアリングとの掛け合わせにより生まれる価値、そしてキャリアとしての将来性......などに気づくことができました。今後さまざまな事業がリテンションモデル化していくであろうことを考えたときに、カスタマーサクセスは間違いなく今後の自分にとってのキャリアの軸になる、そう確信していたので、今後もカスタマーサクセスを念頭においた業務に携われることをとても嬉しく思います。

社内公用語が英語であること

前述の通り、Autifyは日本以外の国に居住しているメンバーも多く在籍している、グローバルな組織です。というか、「グローバルで戦っていくことを前提としている、ということが先にある」というほうがより正確かもしれません。

先日、以下のようなことを思ったのですが、

私は今後も、地元である岡山・倉敷で生活を送っていきたいと考えています。それと同様に、自分が従事する仕事においても今後も継続して自らが主体的に選択していけるようになるには、グローバルで活躍できる力を身に着けることがそれを一番確実なものにしてくれるのでは、ということを以前から感じていました。なので、その力を身につけるためには Autify はうってつけの環境だと感じたことも、今回の決断において大きかったです。なぜなら Autifyでは、英語初学者に対しても教育プログラムを完備してくれているからです。

ちなみに現時点は僕は英語はからっきし(しかも驚くほど)で、一番の不安要素だと思っています。が、これは程良いストレス要因でもあるなと思っています。

ストックオプションがあること

SOがある会社に身を置くのは、自分にとって初めてです。自分が担当するプロダクトが素晴らしいものであることを確信しているからこそ、ストックオプションがあることはその魅力を倍増させてくれるものだなと感じています。

前職での経験を大いに活かせると感じたこと・Autifyというプロダクトがまさしく世の中のニーズにアプローチしているプロダクトであると感じられたこと

前職での経験、つまり「サーバー監視サービス・Mackerel の Customer Reliability Engineer」です。在職中にはこうした記事を寄稿させていただいたこともありましたが、カスタマーサクセスは全業務のうちのかなりのウェイトを占めていました。扱うプロダクトこそ違えど、"BtoB SaaS のカスタマーサクセス" という観点で活かすことのできる経験に共通点は多いと考えています。

また、尊敬する Kazuho Oku さんの言葉で「監視とは継続的なテストである」というものもあります。「サーバー監視サービス・Mackerel の Customer Reliability Engineer」をやっていた自分だからこそできること、お伝えできることは、絶対にあるはず。と思っています。

繰り返しになりますが、"これまでの経験" という大きな自信に対して、"英語が全然できない" ということをちょっとしたスパイスにしながら(もしかしたら激辛になるかもですが......)、これからの毎日をがむしゃらに取り組んでいきたいです。

そんな自分の、Autifyをご利用いただいているお客様に対するご挨拶も兼ねて、というわけでもないのですが、Autify に関するOSS(GitHub Actions)を書きましたのでこちらでご紹介します。

github.com

詳しくは README をご覧ください。ただこのリポジトリ、入社のあれこれが落ち着いたら Autify の GitHub organization に transfer できないかな、できたらやりたいな、と思ってたりしますので、もしかしたらそういったことが落ち着いてからご利用いただくのがいいかもしれません。GitHub Actions の自作、初めてだったんですけど面白かったです。

Autify、本当にすごいプロダクトだと思っていますので、E2Eテスト・リグレッションテストなどに苦しんでおられる方は、ぜひデモセッションに申し込んでみてください!

autify.com

生まれたてのプロダクトキャラクター、Hatty(ハッティー)もよろしくね!

autify.com