えいのうにっき

a-knowの日記です

2021年をふりかえる・2022年にやりたいこと

2021年もふりかえりをやっていきたいと思います。1年のふりかえりをやるのもどうやら8年目になるようで、「これをやらないまま年を越す」なんてことは全然考えられなくなりました。とはいえ、昨年同様、まったく年越し感はないんですが。。

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例年に倣って、以下の各トピックに沿ってふりかえっていきたいと思うのですが、

  • ブログ活動
  • コードを書く活動
  • 読書
  • 登壇
  • 個人開発・プロジェクト
  • 地域コミュニティ活動
  • 2021年に買ったもの
  • 仕事
  • プライベート
  • その他、2021年の出来事をピックアップ
  • 昨年末に「2021年の目標」として挙げていたことのふりかえり
  • 2021年の総括と、2022年に向けて

......多い。淡々とやっていきます。

ブログ活動

PVでいうと以下のようなかんじ。

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昨年末に「ブログのPVに対しては良くも悪くも、無頓着になったな〜と感じる」と書いてたみたいだけど、それは今年になってさらに加速した気がする。もう殆どどうでもいいかな。。

記事件数は33本。意外と書いてた。個人的に「よく書けた!」と思えるのは、以下の3本かな。

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コードを書く活動

これも無頓着が加速してしまった分野の活動かもしれない。

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コードを書くのが嫌いになったとかそういうのでは全然ないし、たまにそれっぽいことすると「やっぱ楽しいなー」とは思うけれど、「書かないと達成できないことがあるんなら、書けばええがな」みたいな感じ。でも、自分の瞬発力みたいなものを感じられる瞬間は今年何度かあったのは覚えてる...というか、その時はそれを確かめられたような感覚にはなったので、そういうのは今後も手放さず維持していけたらな、と思う。

読書

未読了含めると11冊?

本を読むのは良いことなのでもっと読んでいきたいですね。今年の特徴としては、公用語が英語の会社に転職したために洋書が加わり始めた、というのがあります。そして相変わらず、読書のための時間の捻出が下手。

登壇・パネリスト参加

公開イベントだと、以下の6本。クローズドなイベントも含めると8本くらいかな?半分はお仕事絡み。

登壇系は自分が取れるバリューの発揮の仕方のうちの貴重なひとつだと思っているので、求められればできるだけ断らないようにしたいし、自分からもどんどん飛び込んでいきたいところではある。

個人開発・プロジェクト

今年も、僕にとって個人開発(個人プロジェクト)≒ Pixela、という構図に変わりはなかった。Pixela関連の主なトピックスは以下。

こうして書き出す前は「今年はあまり取り組めなかったよなぁ」と思っていたんだけど、こうして見てみると「悪くないんじゃない?」と思えるくらいには頑張れたかな、と思っている。

Pixela Help Center は日英併記ということもあって、その開設や維持運営が自分の英語力の向上に少しでも貢献してくれたら、という思いもあったりする。Pixela は海外ユーザーの方が多いので、そういう意味での実利もあることでもあり、実際に今のところは地道にコンテンツを増やしていけていると思う。Notionベースで作成・編集・更新が非常に楽、というのもある。

地域コミュニティ活動

オープンセミナー2020@岡山(2月に開催) では実行委員長を、オープンセミナー2021@岡山(11月に開催) では副実行委員長を、それぞれ務めさせていただきました。

okayama.open-seminar.org

okayama.open-seminar.org

いずれも成功を収められたと思っていて、家を建てたり転職をしたり、魔の2歳児がいたりと自分的になかなか大変だった中で、こういったことに取り組むというチャレンジができて良かったなと思っている。

あと「地域コミュニティ」とはちょっと違うんだけど、今後なにかそういう方向性のものに発展したら素敵だな、と思っているのが、以下のエントリに書いたようなこと。

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このコワーキングスペースの館長さんとは良い関係を築けつつあると思っているし、なにより館長さんと話していると、方向性やジャンルこそ違えど、この人自身もなかなかに「ギーク」だなと思わせられる部分が多かったりもして。特別なにかに期待するようなことはしないにしても、今後もなにかとお世話になったりお力になれたりできたらな、と思っています。

2021年に買ったもの

今年1年のふりかえりで一番ヤバそうなトピック。というくらいには、今年は色んな大きな買い物をたくさんした一年だった。例えば以下のようなものは僕の財布をじわじわと、時にはざっくりと、蝕み、えぐり取って行った。

新居・戸建てに引っ越して生活しはじめてからわかる、「これ、あったほうが絶対いいよな......」って物の多さよ。まぁまぁの額の買い物なのに、買ってワクワクできるかというとそうでもないよなこれは、って買い物が多い1年だった。来年は貯蓄の1年にしたいと思う。。

ちなみに、今年「買ってよかったな」と感じてる買い物のうちの一つが、ÖVNING オーヴニング デスクアクセサリーオーガナイザー, 32x26 cm - IKEA

www.ikea.com

カテゴリ的には「子ども用家具」になってるんだけど、僕はこれに以下のようなものをしまって、我が家の中での移動の際に携えるようにしてます。

  • MacBook Air
  • iPad Pro 12.9 inch
  • iPhone
  • コンデジ
  • タブレットスタンド
  • 各種ケーブル・アダプタ類
  • イヤホン
  • ペン類

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こんなかんじ

ちなみに同時に買った BYLLAN ビッラン ラップトップサポート, エッバルプ ブラック/ホワイト - IKEA もいいかんじです。

仕事

やはり転職したことが大きい。会社が変わり、関わるプロダクトも「サーバー監視SaaS」から「自動テストSaaS」に変わった。...けど、「技術的製品である」というところには変化はないし、自分自身が取り組む仕事の方向性も「カスタマーサクセス」という点においては共通している。社内の公用語は英語だが、転職エントリにも書いたとおり、「程よいストレスである」という自分の捉え方にも変わりはない。そういう意味では、勝算がありつつも飛躍を狙える転職だったと思ったし、思っている。

ただそれでも、転職してから今日までの約10ヶ月は「非常に苦心した」と言える月日だったと思う。自分が入社した時点ではまだシリーズAの資金調達についての話が動き始めた?くらいのタイミングで、社員数も20人を超えたくらい。毎日の色々がダイナミック。自分が身を置く会社やチームの文化は当然ながらガラッと変わった一方で、同僚の誰とも、オフラインで空気や温度感を共有できる機会がない(これはもうしばらく続きそう)。

「これまでの経験も含めて全てを成果に転嫁すること」をおそらく期待されながら自分はオファーをしてもらったはずで、なのにその一方で、なかなかそれが思うようにいかず、悔しい思いも数多くした。「他の同僚、みんなについて行けないかもしれない。恥じない働きができないかもしれない」と思ったことも、一度や二度ではなかった。(ちなみに前職でも全く同じような状況に陥っていて、それでも入社から1.5年くらい経った頃からようやくうまく行き始めた......という経験をしていた。その経験があったことは今年を乗り切る上でも大きかったと思う。)

......と書いただけで終わるとノーバリューでフィニッシュですか?ということになってしまうけど、そういうわけではなかった。OKR(目標に対して 60~70% の達成率が理想的、とされてるやつ)でいうところの70~75%くらいはいけたかな、と思っている。「多分こうしたらいいんじゃないか」ということにはどんどん取り組むことができたし、そこで着実な成果を挙げることもできている。ちょっとずつ、「自分という人間を採ってくれた意味・価値」みたいなものを、小さいけれど具体的な成果や事実で示すことができるようになったきたのかな......という感じ。

......うーん、うまく表現するのが難しいけど、大きな成果というのは自分ひとりで挙げることはできなくて。大きな成果を挙げるために僕はこの会社に来たし会社にもそれを期待してほしいと思っているけど、今年は、自分ひとり、もしくは多少の巻き込みで挙げられる程度の成果にとどまってしまったんじゃないか、本来はもっと「スケールする価値の出し方」をしないといけなかったんじゃないか、とか、まぁそんなかんじだろうか。いやでもやっぱ難しいですよ、転職って。入る側も、受け入れる側も。

プライベート

すまい

昨年12月に家が完成し、引っ越して、新居で季節一回りを過ごしたことになる。やはり賃貸ではない家は諸々が段違いに快適だなと感じる。ただでさえそんな感じなのに、先日大掛かりな家具の配置換えをおこなってみたところ、いろんなあれこれがカチっとハマった感じ・この家の真価がさらに引き出されたような感じになっていて、もし昨年「家を建てる!」という決断をしていなかったら......と思うと少しゾッとするくらいには、我が家の虜になっています。

コロナ禍も、最近は少しその猛威が鳴りを潜めているように見えるけど、10月に車(中古車です)を買ったことで、一家全員で気分転換をすることがさらにしやすくなった(これまでは軽自動車1台でやりくりしていて、中距離〜長距離の移動となると億劫になってしまっていた)。おかげで台所事情は火の車だけれど、先行きの見通しを立てにくいこの時代に、早めに決断できたことは間違いではなかったんじゃないかなと思う。思いたい。

家族

コロナ禍の落ち着きは、「隣の市にある実家に足を運ぶ回数が増える」ということももたらしてくれた。子は2歳になって世話をされたり遊んでもらいやすくなったということもあり、数時間くらいなら実家に子をまかせて自分たちは息抜きをする、という新たな行動パターンを編みだすこともできた。両親はとても喜んで(いるように見え)るし、自分たちにとっても貴重なリフレッシュの機会にもなる。またそれをきっかけに自分の兄弟や親戚までも一同に会する機会が増えてとても団欒な雰囲気を共に過ごすようにもなったりしている。......などなど、自分が想像し得なかったような一つの「幸せ」を感じられるようなシチュエーションが生まれるようになっており、そういった意味でも、子に対して感謝の気持ちを持たずにはいられない。

これまではどちらかというと父親っ子だったのが、ここにきて急激に母親に甘えるようになった、みたいな変化はあったりしつつも、やはり気になるのは "発達" について。

同じくらいの月齢の子と比べても、よく食べよく遊びよく寝てくれているように感じているものの、言葉や発話、他者とのかかわりにおいては「ん?」と感じる場面あったりもしている。実際、年明けすぐに療育に掛かる予定もしていたりする。まずはその診断を待つしかないが、親として受け止め、付き合っていく覚悟を迫られているような気にもなっている。

その他、2021年の出来事をピックアップ

ちなみにこの1年の気持ちの浮き沈みは以下のような感じでした。

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その日の気持ちを +50 ~ -50 で毎日記録したグラフの様子。| powered by pixe.la

「実践カスタマーサクセス」受講&最優秀賞

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とても光栄なこと。ただ、「お勉強」だけできても意味はなく、とにかく今は目の前の一人でも多くの「カスタマー」に向き合い、「サクセス」に導いていきたい、いかねば、という気持ち。まずは、カスタマーサクセスに従事する者として、人並み以上の経験をし「強さ」を身に付けたい。

健康についていろいろ考えた一年

この1年、体重はある程度落とすことができたものの、健康診断で再び要精密検査となってしまったりしていた。

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体重のグラフ。直近の増加傾向が気になる。

そのほか、一念発起してn年ぶりに歯医者に行ったり、実は乱視だったことがわかったり。そしてなにより、新型コロナウイルス感染症対策としてのワクチン接種があったり。

新型コロナウイルス感染症に対する捉え方が自分たちと親族との間とで結構乖離してたりもしていて、「自分やその身の回りの人たちの健康」のかけがえのなさを改めて感じた。

祖母の他界

大学で一人暮らしをはじめるまでずっと同居していた祖母だった。幼少期のうちのとても多くの時間をいっしょに過ごし、両親からよりも多くのことを教えてくれた人だった、といっても大げさじゃないと思う。

「老衰」ということで、最後まで生き抜くことによっても多くを教えてくれた人だった。

その他

  • 意外に GitHub Actions に向き合う機会が多い1年だった
  • コペンをレンタルして乗ったのはいまだに忘れられない。やはりいつかは欲しいクルマ。(でもガソリン車って今後どうなるんでしょうねぇ)
  • 新しい音楽に出会うことの多かった1年だったかも。「藤井風」「ポップしなないで」は特によく聴いてた
  • Gがでた
  • 庭の水はけが悪い
  • MacBook Air(M1, 整備済製品)を買った(from MacBook(2016, 12inch))。とても快適

昨年末に「2021年の目標」として挙げていたことのふりかえり

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英語をやる。臆することなく日常会話くらいはできるようになる......【継続】

やってはいる。...けど、「臆することなく」ってことはまだないかな。。これはもう、四の五の言わずにやるのみ。

事業に貢献する。「自分は事業に貢献できた」と言えるような実績を挙げる......【未達】

これは先述のとおり。出来ていることはあるものの、ここは自分に厳しく。

自分が思い描いているキャリアにおけるロールモデルになりたい。そのための第一歩となるような活動、実績を挙げる......【未達】

これは目標の立て方が悪かったな。。どんな顔して【達成】と書けばいいのか。

ただ、もしかすると自分は、まぁまぁの良い影響を、まぁまぁの多くの人に及ぼすことができてた・できてるのかもなぁ、と思えるような部分もあったりしていて。そういうところは自分が積み上げてきたものによるものだし、卑屈になったりせず、今後も何を見返りにするでもなく積み上げ続けていこう、と思ってます。

カスタマーサクセスを推進するような技術のキャッチアップを継続的におこない、また適切に行使する......【未達】

これも先述のとおりとなるんだけど、とにかく目の前の顧客ひとりひとりに向き合って、考えて、行動して、......を繰り返すことに集中した(せざるをえなかった)1年だった。なんでもかんでも自分がやらなきゃいけない状況ではない・背中をまかせられるような(カスタマーサクセスに関する世の中の動向などに関するキャッチアップについてはおまかせできるような)同僚がいてくれている、ということも大きいんだけど、それでもやっぱりそのことに不安や焦りを感じることもある。

僕はあまり人に悩みを打ち明けたり相談したりということはしない(したとしても、そこで得られた内容をあまり素直に受け入れられるタイプじゃない)んだけど、「そうだよね、これで大丈夫だよね」と思わせてくれるような記事を、元同僚であり人生の先輩でもある id:Soudai がちょうど、書いてくれていた。

soudai.hatenablog.com

ここに書いてくれているようなことは真だよなって自分も思うし、だからこそ引き続きそれを自分にも課したいと思う(だからこそ、どんな組織に身を置いてどんな仕事に従事するかって大事だよなと思う)。

あとはなんか、「それを自分がすることが出来なくても、まぁいっか。」と思えるようになったみたいなのもありそう。これは諦めとかではなくて、「自分が望むアウトカムを、自分以外の人が収められた結果、チーム全体として得られたのなら、それはまぁヨシ!」と思えるようになった、的ななにか。老いかもしれない。

「誰がどう見ても自分ができるようになるべきで、それでもそれができなくて、そのせいでチームとしても成果を挙げられなかった。その状態のまま年末を迎えてしまっていた」......みたいな状況になってしまいさえ、していなければ。

カスタマーサクセスに関するアウトプットを増やす......【未達】

第三者にとっても恩恵のある形でのアウトプットを、という意味では、増やすどころかほとんどやってこなかったなと思う。アウトプットに足る「何か」を掴めた実感がなかった、とも言えるかもしれない。今後は「1年で」という制約はいったん外して、中長期的に見てそういった貢献が業界に対してできたら、とは思ってる。

生活の基盤を整える......【達成】

先述の各種大きな出費などによって、日々の生活を送るにあたっての「安定感」はだいぶ出てきたと感じている。この基盤を足がかりに、来年以降なにをやっていくか、だよなぁ。

イベントを主催する......【未達】

こんな壮大な(?)目標を立てていたことすら忘れてしまっていた。。正直、今年の公私の状況だと到底無理だったなと思う。

2021年の総括と、2022年に向けて

今年1年、要約すると「家計」「仕事(転職)」「家計」「家計」「仕事(転職)」......って感じだった。フルリモートでの転職は今もなお現在進行系で難しさを感じている。そして持ち家は一種の「沼」。一時期は毎日のように預金残高を心配していたりしていた。今年を漢字一文字で表すとしたら、「波」かな。

  • 2020年:「守」
  • 2019年:「転」
  • 2018年:「爆」

最後に、2022年の目標を立ててこのエントリを終わります。

  • 貯蓄する。目標となる金額を決めているので、その額まで。
  • 「これはスケーラビリティのある成果だな」と自分でも思える成果をなにか1つは挙げる
  • 英語をやる・CEFR B2 を目指す
  • ソフトウェアテストに関するインプットと、それに伴うアウトプットを積み上げる
  • 何かしらのメジャーアップデートを Pixela に対して行う
  • カスタマーサクセスが絡むアウトプットをし始められるよう、試行錯誤とそこからの学びを言語化する
  • イベントを主催する

今年も a-know に関わりを持ってくださった皆様、一年間どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。