えいのうにっき

a-knowの日記です

2022年をふりかえる・2023年にやりたいこと

いわゆる1年のふりかえりエントリです。今年で9年目。

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例年通り、以下の各トピックに沿ってふりかえっていきます。

  • ブログ活動
  • コードを書く活動
  • 読書
  • 登壇
  • 個人開発・プロジェクト
  • 地域コミュニティ活動
  • 2022年に買ったもの
  • 仕事
  • プライベート
  • 昨年末に「2022年の目標」として挙げていたことのふりかえり
  • 2022年の総括と、2023年に向けて

多い。淡々とやっていきます。

ブログ活動

この1年で書いた記事件数は26本。昨年比で-7本。頑張って良いのが書けた!みたいなのはあんまりなかったけど、「小粒だけど、書いておけたら嬉しいな」ということを意識的に実行に移せたのは、良かったと思う。

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コードを書く活動

powered by grass-graph (only public contributions)

これは Public contributions のみの Contibutions graph だけど、それにしてもひどい。。「ひどい」というのは、危機感的なものというよりは、「こういう業界に身を置きながらそういう貢献ができてないのはイカンな」、的な、申し訳ない気持ちに近い。来年はちょっと意識的にオープンソース活動をしてみた方がいいかもしれない。

読書

未読了含めると9冊。

技術書を読む元気がないけど技術的読み物なら読めているので続けているという話 - えいのうにっき といったエントリを書くくらいには、一時期では読書に対する気力が減衰してるのを自覚してたこともあって、ソフトめな本を意識的に読むようにしていて、それはまぁまぁできたかな・そのぶん冊数は稼げたのかな、と思っていたけど、それでも昨年に比べると2冊ほど少ないというのは「おお、まじか」という感じ。

ただ、読書に対する気力については最近は徐々に技術書寄りの本を読めるようにもなってきてるので、そこはそんなに心配していない。

登壇・パネリスト参加

以下の4本。うちひとつは非公開イベント。

件数にして半減してしまったけど、「モデレーター」や「ポッドキャスト出演」など、個人的に初めて経験する形での露出の仕方ができたのは良かった。

個人開発・プロジェクト

個人開発(個人プロジェクト)≒ Pixela、という構図は今年も変わりなかった。Pixela関連の主なトピックスは以下。

"ゾーン" に入るのが1年に1回くらいしかなくなっちゃったな、という感じはあるのだけど、その機を逃さず、ガッとやってバーンと出せたのは良かった。

一方で、有償でサポートしていただいている方(Pixelaサポーター)の数が減少傾向にあったりもしており、来年はまた多くの新しい人に「面白いことやってるな」と思ってもらえるようなことをやっていかないといけない。

コミュニティ活動

ITコミュニティ

オープンセミナー2022@岡山 では会計担当として、イベント開催に携わらせていただいた。

僕以外の実行委員の働きかけのおかげもあって、「まさかこの方にご登壇いただけるとは!」といったゲストの方にご参加いただき、近年稀に見る盛り上がりを見せた、大成功なイベントとなったと思う。

次回・オープンセミナー2023@岡山 では再び副実行委員長としてご指名いただいたので、そろそろオフライン(もしくはハイブリッド)開催を視野にいれたイベント開催に貢献できるよう、微力ながらお手伝いができればと思っております。

地域コミュニティ

昨年の 実は最近、倉敷美観地区で働いてるよ〜という話 - えいのうにっき というエントリの中でも紹介したコワーキングスペースの館長さんとのつながりをきっかけとして、倉敷市が推進している「移住・定住プロジェクト」の企画をお手伝いしはじめた、というのが2022年の大きなトピックかもしれない。お手伝い、といっても、実際に移住した人の一人として、Webサイトなどに掲載されるインタビューなどを受けたりする、といったものだけれど。

すでに2回受け終わっていて、来年もすでに1回(今度はテレビ(BSだけどね)!)予定が入っている状態なのだけど、全然慣れないしとても苦手意識が強い。。毎回「引き受けなければよかった...」となっているのだけど、この活動自体は「自分が目指したい方向・ありたい姿」に完全に一致していることもあって、心を鬼にして取り組んでいる。エライ、自分。

2022年に買ったもの

去年もヤバかったけど、今年もまぁまぁヤバかった(出費的な意味で)。。経済的消費という意味では、「持ち家」「子供」はホントに沼。。ちなみに、2022年に買ったもので一番よかったものは↓こちら。

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以下、今年の買い物ダイジェスト。

子ども・子育て関連

ガジェット関連

その他家電関連

サービス関連

  • Google One サブスクリプション
    • 子ができてから一気に空き容量が足りなくなった。
  • Atmoph Window サブスクリプション
    • 毎日のように知らない景色をマッチングしてくれて、良い。

娯楽関連

生活関連

仕事

「転職」という一大イベントがあった昨年に負けず劣らず、今年もいろいろなことがあった1年だった。

  • 様々な観点において大きな懸念だったあるひとつのことが、あるとき突然解消され、のびのびと働けるようになり、
  • 何度となく肩書きを変えながら(メモ: ふと、直近2年間の自分の職種について思ったこと - えいのうにっき)、手探りながらも事業貢献を試み、
  • 自分自身が、というよりは、「自分の周りの人たちと自分自身の受け止め方や感情のギャップ」を意識させられることが多かった、

そんな一年だったように感じている。どんな業種・規模の組織でもいろんなことが起こるし、大なり小なり問題を抱えている、そういったところについてはだいぶ割り切って受け止められるようになってきたなぁとも思う。

いろんな物事に deep dive できたりした一方で、いろんな物事に関わることを諦められた(「やること」と「やらないこと」を自分の中で線引きできた)のも、この一年を乗り切れた理由の一つだったように感じている。いわゆる "火事場" も数回あったような気がするが、その都度、シニアらしい立ち回りができたのではないかなと我ながら感じたりしている。もちろん、悔しい結果に終わったものも少なくはないのだけれど。

自分自身の肩書変更と関連して、現職でも CRE(Customer Reliability Engineer / Engineering)の立ち上げに携われたことは純粋に嬉しく思っている。自分の掲げる理想の姿とはまだまだ距離があるものの、前職に続いて現職でも「はじめの一歩」を踏み出す場面に立ち会えたことが誇らしい。

来年からは、また自分の肩書きが変わる。ここ数年、「カスタマーサクセス」という理念に魅力を感じ、それを第一に置いて公私の活動をしてきたけれど、来年からの本職における肩書き的には、そこからは「カスタマーサクセス」要素はなくなることになる。しかし、肩書きは大事ではあるけど、それがなければカスタマーサクセスを実践できないというものでも決してないし、むしろそんな自分だからこそ、全社的にカスタマーサクセスを推進するための役割を果たすことができるかもしれない、と考えると、特にネガティブな感情は湧いてこない。一方で、今年一年を振り返ってみたときに、カスタマーサクセスを名乗りそれを標榜した仕事をしているつもりでも、つい目先のことで目線がずれてしまっていた場面があったなという自覚もあり、これについては重々肝に銘じていきたいと思う。

公用語が英語である現在の所属において、「自分と英語」という観点でも振り返っておきたいと思う。端的にいうと、習得できた英語レベルに応じて昇給する制度があらたに整備され、それによって英語の学習モチベーションが格段に上がった。会社で提供されている学習プログラムのメンターと週に2回の1on1を実施し、目指すレベルに到達するための学習メニューを一緒に考え、取り組んでいくことが実践できている。11月に受けた英語力テストでは、残念ながらあと少しのところで達成を逃してしまった・大いに落ち込んでしまったけれど、着実に進歩してはいるので、次回のテストこそは、と、メンターとの二人三脚がすでに仕切り直されている。

その他、出張のルールがある程度明確になったことで現職に転職して初めてのオフィスへの出社が実現したり、有給が無限に取れるようになったりと、「都市圏からは遠く離れた岡山という場所に住んでいる」「まだまだ手のかかる子の面倒をみる必要がある」という属性の自分が働くにあたってどんどんと理想的な環境になっていっている。やっていくしかない。

少し異なる話題としては、副業をちょこちょことスポットで受けるようになったのがある。とはいえ、やったとしても月に数時間・数万円程度の取り組みなのだけど、今後の展望に幅をもたせるという意味でも、良いチャレンジができたなと感じている。

プライベート

プライベートについてはいくつかの観点に分けてふりかえっていく。

住まい

持ち家2年目となった今年の、住まいに対する大きめのアップデートとしては以下のようなものがあった。

  • 太陽光発電設備を導入(PPA事業を活用したため金銭的な負担はなし)
  • 家のすぐそばに、柵のない川が流れていることもあり、自宅を囲うフェンスを強化(こちらも父親が援助してくれた)

特に太陽光発電設備の導入に関しては、昨今の世情を鑑みても良い判断だったのかなと思っている。PPAなので、初期費用としてはゼロだったけど、毎月の電気代としてはこれまでとほぼ同じか、ほんの少し安くなったかな、くらい。

経済圏

「経済圏」ってなんだ、という感じだと思うけれど、いわゆる「PayPay経済圏」ってやつにどっぷり浸かる方向へシフトした、というのが今年だった。

  • 日常の支出において、PayPayが利用可能な場面では必ずPayPayを使うようにした
  • PayPayカードを作り、我が家のメインカードとした
  • それまでは「残高を銀行口座からチャージ」する形だったものを、「PayPayあと払い」を設定した
  • 自分と奥さんの携帯キャリアを LINEMO に MNP した(契約後半年間は PayPay ポイントでキャッシュバックされるキャンペーンに乗っかった)
  • 自宅の光回線をソフトバンク光に事業者変更した
  • モバイルルーター用のデータSIM契約をソフトバンクのデータSIMに切り替えた
  • Yahooプレミアムに登録し、会員限定のクーポンを利用できるようにした(ソフトバンク会員であればYahooプレミアム月会費は無料になる)
  • PayPayとソフトバンクアカウントを連携(スマートログイン設定)させ、会員限定のクーポンを利用できるようにした
  • Amazon を利用するのを止め、Yahooショッピングを利用しはじめた
  • メルカリで物色するよりも先に、PayPayフリマやヤフオクを見るようにした

動機としては以下のようなポイントがあるように思う。

  • 自分の生活圏では、キャッシュレス決済方法として PayPay が使える場面が一番多い
  • つまり、PayPayポイントを使う場面の選択肢も一番豊富である
  • 頻繁にキャンペーンを展開しており、ポイント還元率に魅力を感じることが多い

今年の春ごろからポイントを貯め始めていて、年明けには電動アシスト付き自転車(趣味用)を全額ポイントで買うことができそう。

ただ、ポイント還元率を理由に大きな出費を繰り返してしまったような場面があったことも否定はできない...。。

コロナ禍と娯楽

2022年の中頃くらいから、小旅行に行ったり、実家の両親・義両親に孫を会わせたり、数年会っていなかったような方と久々に会うことができたり、居酒屋などでの飲み会・宴会を楽しめるようになったり、......といった機会が増えてきた。東京への出張も2回ほど行けたし、自社サービスのブースをITカンファレンスに出展・そのスタッフができた、というのも、個人的には感慨深い出来事だった。

「2022年に買ったもの」のところでも書いたけど、以下のような「お手軽アウトドア」の楽しみ方もこの1年でちょっとずつ上手くなっていけたと思っている。

  • 自家用車(フリードの6人乗りタイプ)にアウトドア用のテーブル、チェア、クーラーボックスなどを積み込む
  • 車で最大1時間くらいの範囲内で、広そうな公園を探す
  • そこへ向かう道中でお弁当を確保する(ほか弁とかね)

これを家族とではなく一人でやると「Workspace anywhere」になる。世間ではキャンプとか流行っているのだけど自分にはこれくらいのお手軽さが合ってるなと思っていて、こういう楽しみ方をこの1年で見いだせたのは収穫だったなと感じている。

昨年のふりかえりでも少し書いていたことではあったのだが、今年のあるタイミングで、正式に「自閉スペクトラム症」の診断が下りたという大きな出来事があった。

診断直後は正直信じられなくて、あまり気にすることができていなかったのだが、診断から数ヶ月経った今にして思うことは、「信じていない、気にしていない」のは、どちらかというと良いことではなくて悪いことだなということ。その点、奥さんは立派で、診断が下りるやいなや何冊か本を読み漁り、日頃からそのことを考慮しながら接してくれている。そろそろ自分も正面から向き合わなければいけないなと思う。

一方の本人はそんなことはお構いなく、マイペースでの成長を続けていっている。幼稚園にも通うようになった。たまに半年前・1年前の動画を見返したりすると、その成長ぶりには驚かされる。体力もどんどん付いてきていて、そんな彼と触れ合うことを「しんどいな」と思うことも毎日のようにあるけれど、それでも、毎週のようにあちこちに出かけ、いろんな思い出をたくさん作ることのできた一年だった。

老い・衰え

これは、自分自身についてでもあるし、身の回り(特に両親)についてでも、感じる場面が何度かあった。

自分についてでいうと、特に今年の前半だけで2回も車を物にぶつけたり擦ったり、とにかく自分のポンコツ具合を痛感させられる失敗が多かった(これが前厄か...、、と何度も思ったものだ)。両親についても、母親は数ヶ月車椅子生活になってしまった期間があったし、父親も目眩や転倒をしていたりする。幸い今年の後半はこういったことはなく平穏無事に過ぎていったけれど。今のうちはまだ「気をつけなきゃねぇ」で済んでいるけど、以前よりも増して注意を払うようにしたり、一種の覚悟のようなものは持ち始めたほうがいいのかもしれない。

昨年末に「2022年の目標」として挙げていたことのふりかえり

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貯蓄する。目標となる金額を決めているので、その額まで。......【未達】

これは未達も未達、大幅な未達だった...、、いくつかアテが外れたことがあった、とはいえども、ひどかった。来年こそは収入アップと支出抑制を頑張る。。

「これはスケーラビリティのある成果だな」と自分でも思える成果をなにか1つは挙げる......【継続】

いくつかの取り組みが芽を出し始めているな、というのはあるとは思うものの、やっぱりどれも再現性の観点でイマイチ弱いなとも感じており。

とはいえ、状況がさまざま変化した中だった、ということもあるので、「未達」とするよりは「継続」で。

英語をやる・CEFR B2 を目指す......【継続】

これは前述の通り、とても惜しかった...! B1 Low → B1 mid → B1 High → B2 Low ... という感じでグレードが上がっていくのだけれど、一歩手前・B1 High 止まりだった。

ソフトウェアテストに関するインプットと、それに伴うアウトプットを積み上げる......【継続】

か細いながらもインプットをし、また非公開ながらもアウトプットらしきこともできた、という点では最低限の取り組みはできたかな、という程度。継続が必要。

何かしらのメジャーアップデートを Pixela に対して行う......【達成】

これは2回のアップデートを実施できたので、達成と言える。内容も、自分的には満足。

カスタマーサクセスが絡むアウトプットをし始められるよう、試行錯誤とそこからの学びを言語化する......【継続】

こちらは、強いて言えば 「CSM」と「CRE」の2職種を新たに設けた背景や舞台裏 | Autify Blog に書いたようなことだったり、非公開の場での講演だったりが該当するだろうか。この目標については正直、1年を通じて活動するなかで、ここにフォーカスを当てたいという気持ちが段々と別のものに移り変わっていっていた部分もあったように思う。

イベントを主催する......【継続】

これはギリギリ滑り込みアウトだったんだけど、来年1月に勉強会的なやつを主催する運びとなった。

okayama-nanka.connpass.com

イベントを無事に終え、おうちに帰るまでが「主催」です!という意味では、完遂していないということで「継続」で。

また、今回のドサクサに紛れて「Okayama.なんか」という connpass グループも立ち上げられたので、このグループとしての活動も重ねていきたいですな。

2022年の総括と、2023年に向けて

今年を漢字一文字で表すとしたら、「進」かな。良きにしろ悪しにしろ、いろんな物事が一歩前に進んだ・進められた一年だったかなと。ちなみに歴代の漢字一文字はこちら。

  • 2021年:「波」
  • 2020年:「守」
  • 2019年:「転」
  • 2018年:「爆」

最後に、2023年の目標を立ててこのエントリを終わります。

  • 貯蓄する。目標となる金額を決めているので、その額まで。
  • 英語をやる・CEFR B2 を目指す
  • Webサービスとしてだけではない、Pixela のサービス構想を形にし始める作業に着手する
  • Okayama.なんか」として何かイベントを主催する
  • 最低1回、なんらかのOSSに貢献する
  • 毎週ブログを書く
  • オープンセミナー2023@岡山の副実行委員長として、その開催を大成功させる

今年も a-know に関わりを持ってくださった皆様、一年間どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。