個人的に怒涛の1年であった2019年も、残すところあと1日。例年通り、1年のふりかえりと来年に向けての抱負について、自分のブログというオープンな場所に書いておきたいと思います。
GitHub
今年1年の GitHub Public Contributions は、こんなかんじ。Powered by grass-graph。
後述もするけど、「東京から地元の岡山への引っ越し」と「第一子の誕生」があった7月前後から、活動が目に見えて下火になっているのがわかる。ちなみに昨年1年間は↓のようなかんじ(毎日grass-graphを使ってると、任意の日付のグラフに遡れて便利!)。
まぁ、はい。という感じではあるんだけど、GitHub 外の活動についても深刻にできていないかっていうとそうでもないと自分では思っているので、今後引き続きさまざまな活動活動がバランスするポイントを体得していきたいな、という感じ。
外部リポジトリへの貢献
2019年における、自分のリポジトリ以外への貢献は、以下の9つ。
- Fix GitHub ID by a-know · Pull Request #1 · takenaka/portfolio · GitHub
- Improve READMEs by a-know · Pull Request #274 · mackerelio/go-check-plugins · GitHub
- [check-cert-file] improve README by a-know · Pull Request #272 · mackerelio/go-check-plugins · GitHub
- [ntservice] Enable to specify service name to exclude from match by a-know · Pull Request #279 · mackerelio/go-check-plugins · GitHub
- Add check-ping by a-know · Pull Request #280 · mackerelio/go-check-plugins · GitHub
- Pass the check monitoring result message to "action" by env by a-know · Pull Request #598 · mackerelio/mackerel-agent · GitHub
- Add pixe.la by a-know · Pull Request #1202 · ripienaar/free-for-dev · GitHub
- Add mackerel-plugin-log by a-know · Pull Request #35 · mackerelio/plugin-registry · GitHub
- Commits · mackerelio/documents · GitHub
自分でも楽しんで取り組めたものから、ボーイスカウト活動的なものまで、意外に結構あれこれやれてたんだな、ということをあらためて感じています。昨年はこれがひとつだけだったので、もちろんその数の多寡ではないにしても、いいじゃん?という感じ。強いて言えば、仕事関係のリポジトリでの貢献が多数なので、その視野をもっと広げられると良さそう。といったところかな。
ブログの各種指標
今年1年に書いたエントリ数は、合計で53本。平均すると月に4本以上・週に1本以上は書けている計算になるので、個人的にはギリギリ及第点、といったところ。やっぱり、1本/週、というのは僕のアウトプットの最低ラインとして置いておきたい感じがある。
ブログ全体の読者数(RSSフィードの購読含む)は451から529に。そして、今年書いたブログについた総ブクマ数は、年初時点での6,126から6,832と、700ブクマ以上を新規に獲得することができた。去年は1年で2000ブクマくらい獲得できているので、増分という点では大幅な減少となる。僕のブログに関してだけでいうと、多くのブクマをいただけるということはある程度アウトプットの内容や質とも比例するところがあると思うので、それでいうと今年1年はあまりいいアウトプットができなかったかなー、という、やんわりとした反省点はある。反省。
一方で、ブクマは集められなかったけど、個人的には「今年、これを書けたのは良かったな〜」というものもあったりする。
- 「入門 監視」を読んで、「サーバー監視、どうすればいいですか?」という問いに対する自分用メモを作ることができた - えいのうにっき および 「UNIXという考え方」を読んだ - えいのうにっき
- 仕事柄、というのもあるけれど、これらの本を読んだことをしっかりと年初のタイミングでしっかりとまとめられたことは、その後のいろんなアウトプットにも効いてきていた気がしている。
- "草APIサービス" Pixela のコマンドラインツールを作ったので、OSごとのインストール・使い方を書きます! - えいのうにっき および mackerel-container-agent の写経が高じて独自エージェントを作ってしまった - えいのうにっき
- これらのエントリを書けるということは、それぞれの挑戦(あくまで自分にとっての挑戦である)ができた、ということなので、それを2019年でできたのは良かったと思っている。
- Pixelaアップデート情報・Patreon webhook を使って "支援" に重きを置いたゆるい月額サブスクリプションサービスをつくる - えいのうにっき
- これ、個人的にはとてもおもしろい、エポックメイキング的な取り組みだと思っていて。「個人開発型マイクロサービス」というと名前負けしてるかもだけど、こういうおもしろいことができてそれをアウトプットできたのは良かったなーと。
- お知らせ・地元である岡山に引っ越します - えいのうにっき
- 実は今でもときどき見返すエントリだったりする。
- そのときの思いの丈の吐き出しと所信表明とが、しっかりできたなと思っている。。
- 「時代はサブスクリプションモデル!」と思っていた自分へ。「カスタマーサクセスとは何か」を読んだ - えいのうにっき
- 「カスタマーサクセス」は、今後の自分のキャリアにとっても新たな軸にしていきたいと思っていて、そのとっかかりとなる本に出会えたこと・それをまとめることができたのがとても良かった。
- Developers.IO 2019 Okayama で「ソフトウェアの梃子(てこ)と Mackerel」という話をしました #cmdevio - えいのうにっき
- これはブログエントリがというよりはその先のスライドが、だけど、自分のプロダクトに対する熱量をうまく表に出すことができたなと思っていて、結構達成感を覚えたアウトプットのひとつ。
- Mackerel のログ監視で検知された出力行をグラフにプロットする - えいのうにっき および Mackerelを用いた、メトリック化したログに対する監視のご提案 - えいのうにっき
- 上記のアウトプットにも関連するんだけど、自分の熱量の根拠となっているようなことを自分自身でも体現できたことが嬉しい。自分の職種なりのプロダクト発展への貢献の仕方のひとつにしたいんだ、みたいなところもあるかもしれない。
また、以下のようなエントリも書いた。
また、今年は「a-knowさんのじぶんリリースノート、自分も真似してはじめてみました!」と言っていただくことがとても多かった。これ自体はとても恥ずかしくも嬉しいことで、なんでも継続していると面白いことが起こるんだなー、ということを裏付けてくれる出来事のひとつになった気がしている。
2019年のあれこれ
2019年にやったことや起きたこと、身の回りのあれこれをまとめてみます。
技術関連
少し自信がついたこと
- AWSサービスの基礎
- AWS SAA 資格を取った、ということによるものが大きい。
- ここぞというときの瞬発力は、なんとかまだまだありそうであること
- 技術関連というか、ものづくり関連、かな......。。
- 直近でこれを自分で再確認できたのは嬉しかった
- 自分にとって新しいものへの好奇心も、分野によってはまだ抱くことができるんだなということ
- これも、技術関連というか、ものづくり関連、かな......。。
- 老いゆく自分への恐怖ゆえ、というところが大きそう
- Goでの読み書き
- 昨年の自分に比べて相対的に、というやつです
見えてきた今後の方向性
- カスタマーサクセス
- 上述のとおり、今後の自分のキャリアにとっても新たな軸にしていきたいと思える分野がこれであることが、この1年で見えてきた
- 自分はこれまで、「自分がつくりたいものを自分ひとりで作り上げられるようになる」ということをひとつの基準として技術などのキャッチアップにあたってきたけど......
- その基準が「自分がつくりたいものを自分ひとりで作り上げ、それを使ってもらう人に満足してもらい、長く・広く使ってもらえるようになる」というものに移り変わってきた(広がってきた)のかなと思っている
- そのことによって新たに加わってきた、自分が目指したい方向性が「カスタマーサクセス」なんだと感じている
- 上述のとおり、今後の自分のキャリアにとっても新たな軸にしていきたいと思える分野がこれであることが、この1年で見えてきた
- React や PWA などのフロントエンド技術
- 技術として面白かったり、それが与える体験に感動したり、ということもあり。
- プレイヤー志向
- 相変わらずといえば相変わらずだけど、より自分の考えが強化された感じがある。やっぱり自分は、自らが動いて何かを成し得たい、というのがあるんだなということを再確認した。
登壇した技術系イベント
中には「登壇」ではないものもあるけど、合計6つ。
- クラウドサポートエンジニアRecruiting Day! | Peatix
- 【3/15(金)東京】「実践DevOpsハンズオン 〜AWSとMackerelで構築する安心・安全なDevOps環境〜 presented by はてな、クラスメソッド」を開催します|イベント|クラスメソッド
- builderscon tokyo 2019 見本市出展 公募を開始します! - builderscon::blog
- ノベルティカンファレンス2019in大阪 - connpass
- 【11/2(土)岡山】AWS・UXデザイン・チームマネジメントなど様々なテーマで話します!「Developers.IO 2019 Okayama」 | Developers.IO
- Mackerelハンズオンセミナー in 岡山(2019-12-07) - connpass
これも意外に活発にできてたんだなー、とこれを書きながら少し驚いてる。特に、これまで東京でしか開催できていなかったハンズオンセミナーを今年のうちに岡山に持ってこれたのは、とても嬉しい。自分の標榜する自己実現をひとつ、実行に移せたなという、深い充実感を噛み締めてます。
参加した技術系イベント
- 次世代 Web カンファレンス - connpass
- GCPUG Tokyo Stackdriver Day January 2019 - connpass
- YAPC::Tokyo 2019
- DeNA TechCon 2019 に参加してきた #denatechcon - えいのうにっき
- Mackerel Meetup #13 Tokyo #mackerelio - connpass
- Google Cloud Blog - News, Features and Announcements
- GCPUG Tokyo Next Extended 2019 Infra Day - connpass
- オープンセミナー2019@岡山 - connpass
- 合同勉強会 in 大都会岡山 -2019 Winter- - connpass
- Monaca UG OKAYAMA #6 〜モナカン振り返り&ごった煮LT〜 - connpass
- JAWS-UG Okayama 2019 Winter ~ re:Invent 2019 re:Cap ~ - JAWS-UG 岡山 | Doorkeeper
- 年末岡山ごった煮会 - connpass
こっちはまぁそんなもんか、という感じ。岡山に引っ越したことで、来年はさらにガラっと顔ぶれが変わってきそうな気もしないでもないけど、Twitter の TL をひたすら追う、みたいな形でのイベントからのインプットもなし得ると思っていて(例えば #pmconfjp 1日目の資料などのまとめと自分の感想 - えいのうにっき とか)、そういう意味では、ロケーションにこだわらず今後もアンテナを高く張っていきたいなと思っております。
本
読了したもの
今年のうちに読み切れたのは、以下の14冊。
- Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術
- Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版(日経BP Next ICT選書)
- 世界一速い問題解決
- 入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン
- UNIXという考え方―その設計思想と哲学
- [asin:4046023619:title]
- Web API: The Good Parts
- カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- [asin:4873115655:title]
- [asin:B07T64CMPT:title]
- この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集
- ライト、ついてますか―問題発見の人間学
- [asin:B07ZV4CPXQ:title]
- Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方
昨年が7冊だったので、実に倍。へー。
この1年の読書に関する感想
今年読んだ本の中で良かった本、一冊に絞るのは難しいんだけど、ベスト3を挙げるとするなら、
- 入門 監視
- UNIXという考え方
- カスタマーサクセスとは何か
かなぁ。この3冊に出会えて、本当に良かった。
あと感想としては、去年「つくづく、僕は本を読むのが苦手なんだなーと思う」と書いているんだけど、これは今年も、ひしひしと感じながら読んではいた。まぁでも来年も今年以上の数の本を読んでいければいいなと思う。
購入したもの
今年購入したもので、特別な感想を持っているものを挙げていきます。
Pixel3
子供も生まれるし、ってことで、そのカメラ性能1点だけで買いました。それまで使っていた iPhone SE との2台持ちのつもりで購入したし、実際今もその状態が続いてます。で、カメラというか撮れる写真についてはもう大満足。
ミラーレス一眼とかでも良いものがどんどん出ているのはわかっているのだけど、
- 結局いい写真を撮るには技術が必要で、自分はそのキャッチアップをするつもりがない
- いつでもさっと取り出せていいかんじの写真が撮りたい
- 撮った写真はなんらかの形でオンライン共有をすることになるので、そのハードルが低くあってほしい
といった要求が強くて、結果的に大正解だったな、と思っています。こないだ出たPixel4は見送ったけど、Pixel5のカメラ性能によっては、ノータイムで買い替えをすると思う。それくらい満足の行く買い物でした。
それ以外のスマートフォンとしての使い心地も、今では空気のような存在です。唯一のネックはやはり大きさかな。そこさえクリアされてれば、iPhone SE からも卒業できたんじゃないかと思う。
iPad Pro 10.5
出先で手書きのメモをとる必要に迫られる機会が多く、Apple Pencil(1st gen)と一緒に買いました。結果、そのユースケースとしてもさることながら、リビングにおけるちょっとしたあれこれをおこなうにあたっての端末としても、非常に重宝してます。数ヶ月前にアスファルトに垂直落下させてしまい、画面こそ無事だったものの電源ボタンがめり込んでしまい、スマートカバーでしか on/off できなくなってしまって非常に残念な状態なので、近いうちに修理に出したいなとは思っている。。
これにより、昨年購入した Surface Go の出番が圧倒的に減ってしまった形ともなりました。こちらも端末としては気に入っているので、うまく活用していきたいんですけどねぇ。
実況パワフルプロ野球
ほとんどゲームに時間を割かない(そのゆとりがない)僕なのですが、パワプロは大好きなので買っちゃいました。基本的にペナントモードしかやらないんですが、今も毎日、1日1試合はコンスタントにやってます。
最初こそ、打撃ではキャッチャーフライばかりを打ち上げ、投球ではエースで大炎上・二軍落ち、という惨憺たる有様だったのですが、今では毎試合安定して2本はホームランが飛び出し、ほぼ毎回完封、連勝は30近くしている、といった感じでだいぶ上達してきたことを実感してます。その日の自分の調子を示すバロメーターにもなってる気がする。楽しい。
イワタニ スモークレス焼肉グリル やきまる CB-SLG-1
いわゆる焼き肉専用のガスコンロなんですが、ウリのとおり煙が少なく、我が家の奥様もニッコリの製品性能となっております。一時期2,3日おきに焼き肉をやってました。今日のお昼もやりましたw
見っけ(初回限定盤)(SHM-CD+Blu-ray付)
スピッツのニューアルバムですね。毎回言ってることですが、どの曲もめっちゃよい。特に「ラジオデイズ」がよいですね、ベタですが。

- アーティスト:スピッツ
- 発売日: 2019/10/09
- メディア: CD
Pixela の新しいロゴ(99designでの発注)
発注しちゃいました。
自分のプロダクトのロゴやグッズ制作は、まさに麻薬だと思います。ニヤニヤが止まらない。
仕事
仕事、という観点で今年1年をふりかえってみると、
- カスタマーサクセスとの出会い
- キーマンの退職に伴う離脱
- 自身のリモート勤務の開始、それに伴うチームビルディングの意識
- 半育休の取得
- プロダクトへの関わり方を深化させた
- プロダクトオーナーロールとしてプロダクトオーナーチームの発足、そこへの参加
- その正解がないミッションへの道筋に対して、自分なりの模索
とまぁ、こうしてみるとポイントとなるような出来事が折々にあった。自分の所属する会社は技術の会社である、という自負もそれなりにあるにはあるし、どこまでを技術か、というのもあるけれど、相対的にそのウェイトが変わってきたな、ということは体感してます。技術はおざなりにしない。でもそのために、向き合わなきゃいけないこともある。これは来年もそう変わらないんじゃないかな。
プライベート
2019年は、ここ数年に比べてそれ以上にプライベートで大きな変化があったと言える年でした。
昨年、 ライフチェンジングな、大きな嬉しい出来事もありました。来年はもっと幸せになっていきたい。
と書いていたのですが、これ実は妻の妊娠のことで、その後めでたく7月に第一子となる長男を授かりました。
また、以下のようなエントリを書きましたが、
地元の岡山に転居する、というのは、実は昨年のふりかえりエントリを書いていたタイミングではほぼ自分の中で固まっていて、それをほぼ予定通り実行に移すことができました。一方で仕事は変わらず(フルリモート)、なので、ある意味でそれも大きな変化といっていいでしょう。
その他にも多少のプライベートでの出来事はありましたが、やはり今年はこの2点に尽きる1年でした。
その他、2019年の出来事をピックアップ
京都に小旅行に行けた
妻が安定期に入ってからのことだけど、子供が生まれたらしばらくは2人でのんびり旅行でも......という機会を持つのも難しそう、ということで企画したやつです。少し詰め込み気味のスケジュールになってしまったけど、前から行きたいと行っていたこともあり、行けてよかった。
約10年所有した愛車を手放した
この↓車。
廃車手続きの際にはもっと感情的になるかなと思っていたのだけど、不思議なほど冷静に・合理的に判断をくだせた自分がいて、むしろそのことのほうに軽くショックを受けている、気がする。今までありがとう、メイフェア。
プロダクトオーナーシップへの意識の向上
現時点で、現在の所属も3年半を超え、担当プロダクトへの理解もだいぶ深まってきた。それと同時に、「このプロダクトはこうあるべき!」といったような思いのようなものもふつふつと湧いてきていたりもして、現在、所属プロダクトの「プロダクトオーナーチーム」というチームに所属する形になっている。
「プロダクトオーナーチーム」については来年以降、またどこかで触れられたらと思っているのだけど、これはいわゆるスクラム開発におけるプロダクトオーナーロールを、敢えてチームで・合議制でやってみよう、という取り組み。そのチームの中で、比較的積極的に、自発的に動けているのでは、と思っている。
またそれとは別観点で、現在CRE(Customer Reliability Engineer)という職種として働いているんだけど、その観点でも、プロダクトオーナーシップへの意識というのは重要なんじゃないかという認識を深めつつある。これについても来年以降どこかで触れたいなと思っている。
Pixela のアップデート
趣味プロダクトのPixelaは、この1年で v1.6.0 から v1.14.0 へ大幅バージョンアップ。できるようになったことも、非常にたくさんのことが増えました。GitHubのスター数も、年初時点では50個なかったのが 2019-12-29 現在で116個に。ありがたいことです。
- Pixela アップデート情報・各ピクセルに任意のデータを持たせられるようにしました! - えいのうにっき
- 最高のアクセスカウンターソリューションができたよー! - えいのうにっき
- Pixelaアップデート情報・折れ線グラフも表示されるようにしました! - えいのうにっき
- Pixelaアップデート情報・Patreon webhook を使って "支援" に重きを置いたゆるい月額サブスクリプションサービスをつくる - えいのうにっき
- Pixela v1.12.0 から可能になった機能で、草グラフに付加情報を表示させる - えいのうにっき
- 草グラフを iframe タグで簡単に埋め込む(Pixela v1.12.1) - えいのうにっき
- 【Pixela アップデート情報】投稿・更新された値を判定してアラート通知できるようになりました - えいのうにっき
- 【Pixela】GitHub README とかでよく見る badge モードをサポートしました!【草APIサービス】 - えいのうにっき
自分の技術の幅を広げられるようなものでこそ少なかったものの、継続的な改善ができたのはよかったかなーと思っています。まだまだやってみたいことはあるので、来年以降も続けていきたい。
オープンセミナー岡山 2020 の実行委員長を務めることになった
オープンセミナー岡山 2019 の懇親会で突如指名を受けてのもの。「いやこれ、断れないでしょ......」という雰囲気の中での指名であった、ということもなくはないけど、ピンチはチャンス、じゃないですが、今年岡山に活動の拠点を移したばかりの自分にとって実際大きなチャンスだと思っているので、お受けしたし、やりきりたいと思ってます。2020、とはいえ、今年からすでにまぁまぁ動いてます。
フルリモートワークを開始した・半育休を取得した
引っ越しや出産などに隠れてしまったけど、これらも大きな出来事でした。どちらも難しかったし、現在進行系で試行錯誤しているところもまだまだある。これらについては都度エントリにできてはいるので、今後も節目節目で書いていきたい。
個人メモソリューションを inkdrop から Scrapbox に変更した
もはや毎年の恒例行事となりつつあるのだけど。笑
Scrapbox、やはり体験はよくて、加えてその作り手の思想とかにも深く共感している、というのもある。共感しすぎて、嫉妬しちゃうくらい(?)。無料ということもあり、しばらく使い続けそうな予感はあります。
昨年末に「2019年の目標」として挙げていたことのふりかえり
引っ越しや出産、それに伴うフルリモートワークや育休など、すでに目に見えていたということもあって、今年1年における明示的な目標というものは、あらかじめ控えめなものにもしていました。
そんななかでも挙げていたいくつかについて、ふりかえっていきます。
iOS開発をリブートする
【未達】
これはできなかったというかやらなかったですね〜〜。いわゆる「Swiftをやる」ってことになるんですが。今の気持ち的には、PWAの体験が個人的には感動的だったものですから、それをやっていきたい、というもののほうが大きいかな。。
Pixelaをグロースさせる
【未達】
先述のとおり、あれやこれやと機能開発はできたと思っているし、自分の代わりに作成していただいたProduct hunt ページでも120近い upvotes をいただけてそれはとても嬉しかったのですが、「グロース」という観点では未だ物足りず、といった心持ちです。
やる気だけはあるので、引き続き来年もPixelaに取り組んで行きたい。
"流行の技術" よりは "色んな技術の基礎となっている技術" のキャッチアップ
【未達】
ん〜。これは目標の書き方としてもよくないですね。
mackerel-container-agent の写経が高じて mackerel-remora を書けた、みたいなのはいい動きができたなとは思いつつも、目標として掲げているような動きができたと胸を張って言えるか、というとそうではないな......という1年だったかと思っています。
2019年総括
と、ここまでの流れ的にはなんだか不完全燃焼を感じさせるようなことばかりが並んでいますが。昨年のふりかえりエントリで、以下のように書いていて、
来年2019年は、漢字一文字で表すなら「転」となるような一年にしたいし、します。ソフトウェアエンジニア界隈で「転」というと不穏に思われちゃいそうなんですがw、そうじゃなく、「転機」「転居」「転換」、いろんな「転」でゴリっと変化させていきたいな、と強く思っています。
まさしくこれを有言実行できた1年だったと思っています。今年を漢字一文字で表すのなら、まさしく転機の「転」になるでしょう。それについては、胸を張って言えます。
また、以下のようにも書いていて、
今年も1年、いろいろなことがありました。「あった」という受け身の形というよりは、「やった」「起こせた」という自発系の表現もできる一年だったかなと思っています。
これについても、昨年とは少し違う形ではあったけど、今年にもあてはまるのかなと思っています。
来年に繋がるような "種" も、すでにいくつか蒔くこともできています。絶対的な活動量としてはもしかしたら今年と同程度になるかもしれないけれど、それならば、ひとつひとつのアクションの影響範囲の広さとか意味合いの深さ、みたいなところを追求する1年にできれば、と思っています。
2020年に向けて
と、いうことで、2020年に向けての抱負、やりたいこと、目標を書いて、このエントリを終えたいと思っています。
- 実行委員長を務めさせていただく「オープンセミナー岡山2020」を大成功させる
- その他、岡山を中心として様々なイベントに参加し、また主催もしたい
- 「カスタマーサクセス」について、自分なりに深堀りをしていく
- 自分の職種である「CRE」について、再度対外的に打ち出すべく言語化を進める
- PWA、React などの技術を用いて、Pixela をもう少し使いやすくするクライアントを作る
- コンテナをやりたい(コンテナで動くWebアプリケーションを運用してみたい)。そのために、コンテナで動くWebアプリケーションの新作をなにか作る
- 家を買うか建てるかする
このうちのどれだけが【達成】となるのか、自分でも楽しみです。
今年も1年、いろいろな方に大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします!