えいのうにっき

a-knowの日記です

作ってみた!「新譜情報取得ウィジェット・Coming Soon!」

いつもの“「作ればわかる!Google App Engine for Javaプログラミング」作ってみてるよ!”シリーズ、第5弾です。

作ればわかる!Google App Engine for Javaプログラミング

作ればわかる!Google App Engine for Javaプログラミング

今日はこちらの第7章、「新刊情報ガジェット」をアレンジして、「新譜情報取得ウィジェット・Coming Soon!」なるものを作ってみましたので、ブログにもメモっておこうと思います。

どんなん?

機能としては、「あらかじめ登録しておいたアーティスト名(複数可)をもとに、Amazon Product Advertising APIを用いて商品情報を検索、その最も発売日の新しいものを抽出してウィジェットに表示する」、といったものです。 あるアーティストのことをムチャクチャ好きなんだけど、どうも新譜情報をキャッチし損ねてしまう・・・といったことの多い、主にぼくのために作られた、Windows7 サイドバーガジェットになります(アラート登録でもしとけやって感じですけけどね:-p)。

実行時は、↓こんなかんじになります。

設定画面で、新譜情報を検索するための条件をセットしておきます(セットしなかった場合は、僕の大好きなスピッツの新譜情報がデフォルト表示されます♪) Amazonで検索するときいっつも思っていたのが、「CDとDVDの情報、一緒に返してくんなや!」ということ。そういった、主にぼくの嘆きの声を反映して、条件セット時に「CDかDVDか」をセットできるようにしています♪

複数の条件を設定している場合、一定時間おきに自動でページの切り替えが行われます。それと、タイトルかもしくはジャケット画像をクリックしてもらうと、Amazon内のその商品のページにジャンプします。

ただ、一度このウィジェットを閉じてしまうと、セットした条件が全てリセットされてしまいます・・・。値を保持する方法も少し調べてみたのですが、Windows7 サイドバーガジェットの仕様のような気もしています(プリインストールの天気予報アプリもそうみたい)。何かいい方法をご存知の方、教えてくださいっ。

インストール方法

インストールファイルを作っています。こちらをダウンロードして下さい。ダウンロードできたものを右クリックしてガジェットをインストールしたのちに、デスクトップでコンテキストメニューを出し、「ガジェット」を選択して下さい。あとはわかります。

構成要素

構成自体はテキストで解説されているものと変更はしておらず、GAEと連携するWindows7 サイドバーガジェット、という感じになっています。 ガジェット側は、ユーザーからの条件入力を受けて、Ajaxによる通信にてGAEにリクエスト。受けたGAEは上述のAPIを叩いて情報を取得、JSON形式にてガジェットにレスポンスを返します。 サイドバーガジェット自体は、ほとんどhtmlファイルで構成されるんですね。Chromeエクステンションを彷彿とさせます。こういうところからも、「やはり今後はWebアプリケーションを軸にしたものづくりをやってかなきゃいけないなぁ」ということを、しみじみ感じます。

アレンジ点

  • テキストでは、設定できる検索条件は一つのみ。
    • Coming Soon!では複数の条件をセットできるようにした。
    • System.Gadget.Settingsにリストで持たせる方法がわからんかったから、かなり泥臭いことしてる
      • 区切り文字で条件を連結した一つの文字列で保持。。。
  • 書籍情報ではなく、CD/DVD情報を取得。
    • APIリファレンスなどとにらめっこ。
  • 画像も取得
    • APIリファレンスなどと(
  • 取得した画像を新譜情報の右側に表示させるようにした
    • 一番苦労した。cssむずかしい。
      • でも楽しい!
    • でもおかげでなんかカッチョよさげになった気がする!

その他所感

  • メモリキャッシュによる処理の同期化は勉強になった!
  • ずっとこの本で勉強・作成をしてきたけど、今回が一番楽しい・ハマって取り組めた!
    • やっぱアレンジ幅が大きければ大きいほど、のめり込んでできるなぁ。
    • 今までの他の題材が悪いというわけではなくて、単に「どうアレンジするか」を自分が思いつけなかっただけ。
      • そういう意味でも、発想の豊かさ、柔軟さって、大事。
      • -これだって、もっとおもしろくできると思う。
  • 商品情報を取得したり、ジャケット画像を表示したりとかは、今作ろうとしてるWebアプリでも十分に応用が効く要素。
    • ほんと、この本サイコー
      • GAEだけじゃなくて、いろんな種類のものを作る入口を与えてくれる!
  • しっかしぼくはほんと、CDiTといいこれといい、音楽系のことであれこれするのが好きだなぁ。

あ、あと、

なにげに初めての試みなんですが、GAE側のソースとガジェット側のソースの両方を、Githubに上げてみました。

ガジェット側 - https://github.com/a-know/Coming-Soon-gadget GAE側 - https://github.com/a-know/Coming-Soon-GAE a-know - Github

以上です!