えいのうにっき

a-knowの日記です

今週のお題に挑戦!

ふと、はてなダイアリーの管理ページを見ていたら、「はてなダイアリー日記」での企画「今週のお題」にて、「好きな音楽」というテーマでブログエントリーを募集している、とのお知らせが目に入りました。「好きな音楽」、うぅん、こんなのを作ってる僕にはピッタリじゃないですか〜ってことで、ちょびっと書いてみようかなと思います。あわよくば、はてティも・・・(ここ重要)。

**「好きな音楽」って、 このブログでちょこちょこ言及してたりすることも全くの無関係ではないんですが、その人にとっての「好きな音楽」って、大別すると2種類あるような気がしませんか?僕で言うところの“スピッツ”や“waffles”のような、恒久的に「好きな音楽」と、その時その時の、刻一刻と変化するその人の心情を、時には反映し時には包み込んでくれる、そういったものを無意識的に求めてしまうが故にそうだと言える、「好きな音楽」。どちらも、紛れも無く「好きな音楽」ですよね。「はじめまして。私はこういう者なんです」といった自己紹介のときなどに用いられる情報としてよく用いられるのは往々にして前者で、後者は当の本人ですらそのことを忘れてしまっている、なんてことも多いように思いますが、その人のことをもっと多面的に表現しようとすると、その“忘れられがちな”後者についても、うまく相手に伝えたい・知ってもらいたいものです。 ちなみに、ここ最近の僕の「好きな音楽」は、↓のような感じです。(2009/5/14から2009/6/7までのiTunes再生データより。CountDown iTunesによる「アーティスト別再生回数差分ランキング」情報をエクスポートしたもの)

|Rank|Artist|Artist Rating|Period Play Count| |1|エレファントカシマシ|★★★ 62|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 163| |2|LINDBERG|★★★★★ 80|lllllllllllllllllllllllllllllll 125| |3|手嶌葵|★★★★★ 82|llllllllllllllllllllllllll 104| |4|drummania soundtrack|★★ 40|llllllllllll 50| |4|植松 伸夫|★★★ 57|llllllllllll 50| |6|スピッツ|★★★★ 76|lllllllll 37| |7|木村カエラ|★★★★ 75|llllll 26| |8|奥井亜紀|★ 28|llllll 24| |8|ぱぱぼっくす|★★★★ 77|llllll 24| |10|伊藤賢治|★★ 35|llll 19|

僕がずっと変わらずに好きでいる“スピッツ”や“waffles”には、子ども(といっても、幼すぎでもなく、成長しきってもいない、そんな子ども)が思い描くような空想の世界を僕はそこに見出し、それを(恒久的に)欲しているから、またその結果として他のどんな音楽よりもたくさん聴いているという事実から、「ずっと好き」だと言えるんだ・・・と思っています。 が、上で挙げているランキング情報には、その“スピッツ”や“waffles”は上位に出てきていません。じゃあ、“スピッツ”や“waffles”だけでなく、このランキング情報に挙がっているアーティストも「そういう類のアーティストか?」といえば、それは違うと思います。でも、こういったアーティストの音楽を実際に好んで聴いているのも、他ならない僕自身です。 “LINDBERG”“奥井亜紀”を聴いて昔の思い出に浸るのも好きだけど、“drummania soundtrack”“植松伸夫”“伊藤賢治”のようなゲームミュージックを聴くのも案外好きだったりする。このまえのエントリのような理由で“手嶌葵”が好きだと言いつつも、“木村カエラ”に惚れ込んでる。「なんだ僕は、なんて軸がブレてる人間なんだ」と自己嫌悪に陥りながら、“ぱぱぼっくす”の歌声の包容力にその身を委ねてしまう。そして「これじゃいかん」と“エレファントカシマシ”を聴いて自分を奮い立たせる。そしてやっぱり“スピッツ”大好き。・・・これ、全部「僕」なんです。

**「自分とはどんな人間か」を伝えるための手段の一つだと思う 例えば、「夜空に輝く月」を描くのにも、「黒い画用紙の上に黄色のクレヨンで月を描く」方法と、「黄色の画用紙を黒のクレヨンで、月の形を残して塗りつぶす」方法と2種類あると思うんです。「その人」を表現するのにも、その人自身そのものに関する情報を並べて表現してもいいし、副次的な情報をたくさん並べることで「その人」を浮かび上がらせようとすることだって、間違いじゃないと思う。横浜生まれの岡山育ち、大学時代には京都に住んでいた・・・という経歴を持つのは他ならぬ「僕」ですが、黄色いビートルをこよなく愛しこんなものを作ったりこんなことを書いたりしてる、“スピッツ”や“waffles”が好きだと言いながらここ最近は“エレファントカシマシ”や“LINDBERG”を聴いたりしている・・・これも僕です。 こういった情報は、時にその人本人の口からでる言葉よりも雄弁で、正確だったりするものですよね。

**以上、 以上、「自己表現の仕方」についてでした(えっ?!)。