えいのうにっき

a-knowの日記です

現職に転職して1年が経った

転職エントリを書いたのが2025年の3月なので、満1年!(を、ちょっと過ぎた!)

節目なので、「これまでやったこと」「これからやること」「この1年で感じたこと」といったところを書いておきます!

これまでやったこと

社内のこと

プロダクトエンジニア(ソフトウェアエンジニア)として入社して、"既存プロダクトに対する新機能を開発するfeatureチーム" に配属となったのですが、入社前・選考過程の段階で「既存プロダクトの運用面で、大きなペインを抱えている」ということはあらかじめ伺っていて。オンボーディング期間中、featureチームで小さめのチケットを対応する傍ら、社内の状況の把握・情報の収集も平行して進めていました。その結果、プロダクト運用の大きなペインのうちのひとつになっていた課題に対処するためのアプローチとして、CRE組織の立ち上げを提言し、昨年7月、実際に立ち上げるに至りました。このときに書いたブログが↓こちら。

tech.smarthr.jp

その後の組織の立ち上がりと実行について、自分はその組織のチーフとしてリードすることを任せていただいて、現時点で8,9ヶ月が経った、というところですが、当初見込んでいたものよりも大きな結果を出す(ペインを大きく減らす)こともできました。

......と、この文章を書きながら、「そういえば、CRE組織を立ち上げてから今までにできた具体的な貢献について、見えるところに書けていなかったな」、と気がついたので、(公式としても近いうちに何らかの形でアウトプットしておきたいなと思うのですが、)ここにもそれをざっくり書いておくと以下のようなかんじで、

  • これまで、featureチームの20%弱を締めていたプロダクト運用に関する作業負担を、〜5% にまで圧縮することができた
    • featureチームの開発コミットライン100%達成にも(間接的ながらにも)貢献
  • お客様のお困りごと解消のためにお待たせしてしまった時間も、平均で20%低減
  • プロダクト運用に関わるチームだからこそ可能な改善(プロダクトに対する改修など)も2桁件数を実現

CRE組織立ち上げ当初に見込んでいたような成果は十分出すことができたと考えています。

とはいえ、自分が理想として考えるCRE組織が立ち向かうことは、プロダクト運用のことばかりではなく、もっと様々なチャレンジングな事柄もあります。ですが、そうした活動をするにあたって「事業への貢献ができている実感をメンバー自身で感じられているかどうか」というのは活動の土台になると思っていて、そういう意味では、今後そういったチャレンジをしていくにあたっての地盤を入社1年で固めることができたというのは、とても良かったです。

また少し毛色の異なる活動として、今の所属は「人給基幹プロダクト開発本部 CRE部 CREユニット」となるのですが、職種としては引き続き「プロダクトエンジニア」です。なので、「CRE部として欲しているプロダクトエンジニア像」をジョブディスクリプションとしてまとめる、といったことも必要となったため、これもこの1年の中でやったことになります。

open.talentio.com

open.talentio.com

tech.smarthr.jp

社外に向けてのこと

最小構成のチーム(自分を含めて2人チーム!)としてスタートして、アプローチとして想定していた結果が十分だせることが証明できた、というのは上記の通りなのですが、そうなると「であれば、このアウトプットをより安定的に、より広い範囲に出していこう」「そのためには、もっともっと仲間が必要だ!」となるのは必然でした。「SmartHR に CRE ができた」という認知をしてもらう・広げていくために、地道ではありますが、ブログを書いたり登壇したり、カジュアル面談で候補者の方々とお話ししたり......といったことを、ひたすら取り組んでいました。

www.docswell.com

www.docswell.com

tech.smarthr.jp

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この1年間、個人的には、はてな で Mackerel の CRE をやっていたときのことを思い出しながら、大変ながらも楽しく取り組み続けられたなー、と思っています。「自分の考えを、自身の顔や名前、所属を明らかにした上で多くの人に見聴きしてもらう」という行為は、決して当たり前じゃない・いろんな条件が揃ってはじめて楽しく取り組めるものなんだ、というのを SmartHR に入るまでのお仕事でも痛感していましたので、再びそうしたことを自然体でできるようになったことが、素直にとても嬉しいです。

これからやること

いくつかの軸というか方向性で、やりたいと思っていることがそれぞれあります!

まずは、「いますでに出せている CRE 組織としての貢献を、社内のより広い範囲に適用していく・そのための働きかけをしていきたい」、ということです。

社では " プロダクトの拡大(マルチプロダクト戦略) " や " 人的資本経営プラットフォームを目指す " といったことを掲げているとおり、「SmartHR」を構成する複数のプロダクト群が存在しているのですが、今のところ、CRE組織があって直接的にその貢献ができているのは、あるひとつのプロダクトチームに対してでしかありません。「助けて〜〜(意訳)」といったお声がけはちょこちょこもらっており、その都度支援(ノウハウの横展開とか)はできているものの、もっと踏み込んで力強いサポートがしていきたい!というのは正直なところです。

2点目は「自社における RevOps の検証」です。RevOps という言葉、まだまだ初めて聞いたという人が多いと思います、以下は自分がこの言葉に出会ったときに書いたブログ記事です。

tech.smarthr.jp

DevOps というキーワードがもはや当たり前のものとなったのと同じように、今後 "RevOps" も同じようなポジションのワードになっていくんじゃないか、という予感を持っています。

それと同時に、「SmartHR という企業における RevOps のありかた」や「そこでの CRE の役割」みたいなものをしっかりと見出していかないといけないと思っていて、それが「これからやること」の大きな一つになります。(これができれば、「CREの独自性や専門性」みたいなところも大きく前進するはず、と思っています......!!)

3点目はシンプルに、「マネジメントへのチャレンジ」です。つい先日も、EMConf に参加してきてそのことをブログにも書きました。

blog.a-know.me

自分自身の歩みを振り返るに、今の所属にたどり着くまでには色んなことがあったような気がしていますが、今はとても自然体で「この会社の CRE 組織を確固たるものにして、大きな成果をあげられるようにしたい!」と思えるようになっています。そのためにできることは率先してやっていきたい、そんな気持ちです。

あとは、4点目というほどではないのですが、直近で登壇だったりイベント運営だったり、その他にもいろんなことがあるので、こんなかんじの活動は今後も引き続きウオオっとやっていきたい。

https://moneyforward.connpass.com/event/383221/moneyforward.connpass.com

https://cre-camp.connpass.com/event/384128/cre-camp.connpass.com

この1年で感じたこと

これはいろんなところで言っていて、「またまた〜〜」っと思われるかもしれないんですが、それでもなお言うとすれば、今の会社に1年間身を置いて感じていることは「自分がこれまでに身をおいていたどの会社でもあった "モヤっとする瞬間" が、いまだにない」で、これは自分でも半ば信じられないのですが、すごいなー、と思っています(語彙力)。恥ずかしながら、自分は現職が7社目になるのですが、そのどの会社よりも違和感がないです。そうした違和感がないことで惑わされることが少ないぶん、向き合うべきことに向き合えてるなと感じています。

あと、入社する前は「地に足のついた、大人な会社」というイメージを持っていたんですが、いざ入ってみると、全社ミーティングのたびにslackでの実況は大盛りあがりだし、"個性" や "専門性" といった意味で "おもしろい" 同僚ばかりだし、良い意味で、入社前のイメージがぶっ壊されました。強いて言えば、せっかくそういう魅力を持っているんだから、なんらかの形でそれを表にも出せるといいのかも。いやどうかな?

社内の透明性も、必要十分に高いとも感じてます。様々な局面における経営判断なども、"攻め" と "守り" のバランスがとても良いなと思っています(偉そう)。

総じて、事業への貢献・自己実現・未来に向けた挑戦・ワークライフバランス、そのすべてを満たし続けられそうな居場所だなと感じてます。

うーん、なんかホメばっかになってしまったけど、率直な感想なのでしょうがないんですよね......。。6回も転職していると、一定以上の出来事があればある程度すぐに "転職" という選択肢が頭に浮かんじゃうのですが(最悪)、少なくとも今のところはそれが全くないわけです。

てなわけで、おそらくこのまま順調に「現職に転職して2年が経った」というエントリを書くことになると思っております。そのとき自分はどうなっているのか? 全くわからなくって、楽しみなような、少し怖いような。また1年後にお目にかかりましょう!