えいのうにっき

a-knowの日記です

最近の平均的な1日

イメージ的には、以前書いた 在宅勤務の1日 - えいのうにっき のその後、みたいなかんじ。

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これを書いてから3年弱も経ってしまった。あのときから、住む家も変わっていれば、仕事(会社)も変わった。1日の過ごし方はどうだろう。3年も経つと、以前の自分は別人みたいで、上記の記事もなんだかとても新鮮に、面白く読めてしまった。そう考えると、たった3年前とはいえど、こういうブログ記事を残しておいたのはとても良かったな。ということで、今回また似たようなブログを書いておこうと思った。

最近の起床時間は6時前後。5:30に起きるときもあれば、ちょっと寝過ぎちゃって 6:30 くらいの起床になることもある。はてブを見たりTwitterを見たり、といったことは変わることのないルーティンで、早く起きた日にはじっくりと、遅く起きたときには流し見がちに、必ずやっている。

奥さんはだいたい6:30くらいに起き出して、寝ぼけ眼で子のお弁当作りを始める。水曜日を除く平日はお弁当が必要なので、大変だ。お弁当が必要になる、ということがわかったタイミングで「時々でも僕が作ろうか」といったことがあるんだけど、結構強めに拒否されたのはなにげに覚えている。おもしろい。

7時前後になると、僕は朝の情報収集の手を止めて掃除機を掛け始める。かなりの騒音なはずなんだけど、それくらいで子が起き始めることはほぼなくて、掃除機をかけおわったら寝室のドアを開け放し、少し大きめの音量でEテレを流し始めるなどして、子の起床を促す。

奥さんは弁当を作り終えるとそのまま子と自分(奥さん自身)の朝食作りに入る。その間、キッチンは使えないので自分はひげそりをしたり着替えたり。着替えおわってリビングに戻ってみると、いつのまにかテレビの前のソファに陣取っている子が。というのは、我が家の平均的な朝の風景な気がする。

子と奥さんの朝食が始まると、僕は自分の朝食の準備をしはじめる。最近はだいたい、昨晩ののこりのおかずにTKG(卵かけご飯)、というかんじ。

Eテレを家族3人で見ながら朝食。「みぃつけた」は、僕もすっかり大好きになってしまった。この番組に限らず、現代のEテレ番組はよく考えられて作られてるな、というかんじ。......まぁ、まれに鼻につく感じの番組もあるけども。

8時すぎ、ダラダラ食べてる子を尻目に僕は朝食を済ませ、ささっと食器を洗って仕事部屋に向かう。このくらいの時間から 8:35 くらいまでの短い時間に、今日の予定の確認や軽めのタスクをつぶしたり、といったことからその日の仕事をはじめる。その間、奥さんは子の食事を済ませて制服に着替えさせる、といった仕事を担当する。そう、あれから3年の月日が経ち、子は幼稚園に通っているのだ!すごい!

前述の 8:35 くらいになって、「ようちえんいかない!」「いきたくないよう!」といった声が聞こえ始めてきたらそれが合図。おもむろにジャケットを羽織り、自転車をガレージから出し、サドルの高さを調整したりする。この時間帯の子の扱いは奥さんの方が圧倒的にうまい。奥さんにまかせて玄関口で待っていると、結局そこそこゴキゲンな様子で子がやってくるので、そこでようやく二人して「いってきます」となる。

子を自転車のチャイルドシートにのせ、いざ幼稚園に向かってレッツゴー。幼稚園入園が決まって購入した電動アシスト自転車は、親自身も持っている「幼稚園行きたくない」の気持ちも和らげてくれる最高の相棒。幼稚園に子を送迎しはじめてもうすぐで1年になる。もはや幼稚園までの最短ルートだけでなく、道中に複数ある信号の赤になるタイミングも脳内に完璧にインプットされている。経路上にある倉敷の商店街エリアは、僕もお気に入りの町並みだったりする。

3年前には、以下のようなことを書いていた。

仕事部屋に入る前に家の周りを歩くという "通勤" は、今でも欠かさず実施している。ただ今では、家の近くにスーパーマーケットがあることもあり、「スーパーで昼食の材料を買う」ことも、通勤の儀式でやることとして組み込まれてしまっている。

これは、子が幼稚園に入園するまでの間ずっと続けられていた習慣だったのだけど、今のように、子の送迎が入ってしまった今ではそれができなくなってしまった。自転車での送迎は、"通勤" の代わりにするにしては時間が短く、また脳内で考えを巡らせたりすることもあまりできない。なので物足りなさは常に感じているのだけど、"モード" を切り替えるためのスイッチとしては十分に役割を果たしてくれてはいるので、今ではもう諦念に至ってしまっている。

園門につくと、子のヘルメットを脱がし・帽子をかぶらせ・スタイを取り(3歳半にしてまだヨダレが出まくっている......)・マスクをつける、...と、いろいろこねくり回した上でようやく送り出すことができる。ふぅ。と一息つきながら帰路に......と、その途中でちょうど開店時間を迎えるスーパーに寄り、その日のお昼に作る昼ごはんの材料を調達する。

帰宅。ようやく本格的に仕事の時間。とはいえ、上記のような子の世話にかかる時間は今いる会社では控除されず、気兼ねなく取り組むことができるので、有り難い限り。

最近のお昼休みは、日によって多少の前後はあれど、12:30 くらいが平均。会社の slack の #office チャンネルに「lunch」とだけ書き込んで、ささっとキッチンへ。昼ごはんの調理スタート。

お昼ごはんを自炊するのは、この3年の間で変わっていない数少ない事柄かもしれない。レパートリーも、良くも悪くも固まってきて、大失敗することはほぼなくなってきたものの、感動...というか、心が動くことも減ってきたなぁと、この文章を書きながら思った。昼休みは1時間しかない(まぁ好きな時間だけ休んでもいいんだけども......)ので、15分〜20分でささっと作って、奥さんと二人でヒルナンデスとかを見ながらもしゃもしゃ食べてる。

食べ終わって食器を洗って仕事部屋に戻ったところで、お昼休み終了まで15分、みたいな時間配分が理想。部屋を真っ暗にして、10分〜15分の仮眠を取ってから、午後の部のお仕事開始。

お仕事の終了時間も日によって多少の差はあれど、だいたい18時前後に切り上げるようにしてる。......あ、子のお迎えは基本的に奥さんのタスクで、でもときどき気まぐれで僕が迎えにいくとめちゃくちゃハイテンションになってぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでくれるのが面白い。

ここから先の流れは、その日子が昼寝をしているかどうかで分岐する。昼寝していなければ、子が睡魔に襲われるのは時間の問題のため、先に風呂を済ませてから晩ごはんに。昼寝をしているのであれば先に晩ごはんを、というかんじ。

そしてご多分にもれず、「お風呂に入るのが嫌い」というベタな三歳児である我が子のハンドリングがうまいのもやはりまた奥さんで、子をお風呂に入れるのも最近はもっぱら奥さんに頼りっきり。二人がお風呂に入っている間、僕は晩ごはんの後片付けや子のパジャマの用意などをしつつ待つ。

お風呂上がりの子の受け子をして、ドライヤーをかけていると子はだんだん眠そうにしはじめるので、遅れてお風呂からあがってきた奥さんに子を託し、自分のお風呂のターン。お風呂からあがるとだいたい 21:30 くらい。子もだいたい寝てくれている。ここから就寝までは、自分の時間。インターネットしたり、本を読んだり、何か書いたり。23時をすぎると自分も眠くなるので、布団に潜り込み、また朝を迎える......というかんじ。

以上は平均的な平日で、休日・土日のどちらかは車で家族全員でどこかに出かける、という過ごし方が多い。今は冬で寒いからできないのだけど、お弁当を買ってどこかの公園に3~4時間滞在したり、毎週のようにあちこちで開催されているイベント・マルシェ・フリーマーケットに出かけたり。ワクチンがある今、車で30分ほどの距離にある実家に顔を出して子をかまってもらう、みたいな機会も、月に1回は持てるようになってきた。

ここまで書いて改めて上述の3年前のエントリを見ると、書いたのが2020年5月ということもあり、未だ出口の見えない状況の閉塞感をどこか感じる文章だなぁと思う。その時よりは状況は良くなっているようには思うけど、まさか3年後でもこのような状態だとは思っていなかったよな、とも思って、次にこういうエントリを書くときにはきっとまた違う様相の世界なんだろうな、と考えるなどした。

とある日の昼食で作った、豚の生姜焼き