連日の電力供給量逼迫のニュースに触れ、そういえば、ということで計測をしはじめてみた。「推測するな、計測せよ」ってやつ。記録についてはいつものとおり(?)、Pixelaを使う。
計測・記録しはじめてまだ一週間も経っていないけど、現状の状況は以下のようなかんじ。
a-know/Electric Power Consumption | Pixela
どのようにやったか
まずは Pixela の準備。
- ユーザー登録
- グラフの登録
といったことを事前準備として実施する。具体的なやり方がわからない方は、以下の記事などを参考に登録してみてください。
ちなみに、今回僕が我が家の電力使用量を記録するために作ったグラフの定義は以下のような感じ。
$ curl -X POST https://pixe.la/v1/users/a-know/graphs -H 'X-USER-TOKEN:thisissecret' -d '{"id":"electric","name":"Electric Power Consumption","unit":"kWh","type":"float","color":"ajisai","timezone":"Asia/Tokyo"}'
続いて、このグラフに電力使用量を毎日登録していく必要がある。自分は fillin
を使って以下のようなコマンドを毎日実行している。(fillin
については Pixela への API リクエストのためのコマンドと itchyny/fillin との組み合わせが便利 - えいのうにっき を参照されたい。)
$ fillin curl -X POST https://pixe.la/v1/users/a-know/graphs/electric -H 'X-USER-TOKEN:thisissecret' -d '{"date":"202101{{day}}","quantity":"$(echo {{today}} - {{yesterday}} | bc)"}' day: 12 today: 1453.4 yesterday: 1410.8 {"message":"Success.","isSuccess":true}
day:
以降は手入力。つまり、「今日時点での電力計の値」と「昨日時点での電力計の値」、そして「計測対象の日にち」を入力することで Pixela への計算結果のポストをおこなっている(ちなみに僕はあまりこういうコマンドを上手にやる方法に明るくないので、他にもいいやり方があったら教えて下さい...)。
肝心の電力計の値はどうやって把握してるのかというと超原始的で、毎日ある程度決まった時間に電力計の写真を撮るようにしている。
こんなかんじで、あちこち泥臭いかんじだけれど、これまでせいぜい一ヶ月単位でしか知ることのなかった我が家の電力使用量がおおよそ日単位で把握できるようになってよいかんじ。
そしていざ計測できはじめると、これを少しでも小さくできないか、とか、太陽光発電どうなんだ、といった発想にたどり着くんだけど、とはいえまぁ即効性のある行動には移しづらくて難しいですね。
あと、日単位とはいえ家全体での使用量なので、家電単位での消費量とかもわかるようになるといいんだけど...。。全然知らないんだけど、 Nature Remo E lite(ネイチャーリモイーライト) — Nature とか使うとわかったりするのかな?
これを使うにはスマートメーターってのが必要になるみたいだけど、毎日写真で撮ってるアレのことがソレらしい?
スマートメーターって知ってる?仕組みから設置の手続きまでまとめて紹介 | でんきナビ | 低圧(家庭・事業所・商店)のお客さま| Looopでんき
わからない......なにも......。
ちなみに
こういうのをちゃんとやるためのやつとして HEMS
というのがあるらしい。知らなかったー。