参加してきた。builderscon は初参加になる。
参加の動機
昨年のイベントの様子を twitter で見ていて、とてもおもしろそうに(お祭りのように)見えたから。以下↓のような動機もあった。
ビルコンだ。「これが聞きたい」みたいなのももちろんあるけど、個人的にはスイッチ入れにいく、みたいな感じ。スイッチ入ってくれたらいいなー!
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年9月6日
参加日程
本編の両日参加。初日は金曜日ということもあり、合間にお仕事なども挟みつつ。前夜祭・スピーカーディナーなどには参加せずだった。主に体力的・精神的な制約によるもの。😇
感想など
受付
ノベルティグッズの積み合わせが入ったトートバッグ、そしてかっこいい名札をもらった!ノベルティ、かっこいいステッカーとかモバイルバッテリー、そして Mackerel のマイクロファイバークロスも入ってて😉、とても満足度が高かった!スポンサーの各社さま、ありがとうございます!
オープニング
なぜかオープニングがあることを完全に考えておらず、到着したらほぼ終わっていた。残念。あとでオープニング動画見ようっと。
「Envoy internals deep dive」「Building and operating a service mesh at mid-size company」「Istio: Weaving a Secure Service Mesh」
サービスメッシュ関連のお話を3つほど聞いた。最近ちょうど k8s 周りのキャッチアップをしていた、ということもあっての選択だったのだけど、今回聴講してみた結果、「わからんということがわかった」という感じ。いや、それだけでも大きな収穫。少し予習して臨めばよかったかもね。
「開発現場で役立たせるための設計原則とパターン」
......は、初日の内容で一番楽しみにしていたものだったにもかかわらず、ギリギリまで昼食を摂っていたことにより満員御礼、聞くことができなかった。悔しい。これにより以降の builderscon に臨む姿勢を学んだ。w
早めに動かないとあっさり満員御礼になって入れないということを学んだので、明日こそは。
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年9月7日
後ほど公開されるという動画は必ず見たい。御本人も、登壇を再現したエントリを書かれるとつぶやいておられたので、こちらも楽しみ。
ベストスピーカー賞は取れなかったけれど、ぼくの発表を聞きに来てくれて、「よかった」と言ってくれる人がたくさんいて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。またプレゼン再現エントリをしたためますので資料の公開はしばらくお待ちください 🙇♂️ #builderscon
— しんぺいくんさん (@shinpei0213) 2018年9月8日
「JavaCardの世界」
おもしろかった。「知らなかった、を聞く」、まさにという感じ。あの小さなチップの上で、そんなものが動いていたとは......。。一票、入れさせていただいた。
もちろんそれだけじゃなくて、聴衆を引きつけるというか、すごくお話がお上手だなぁと。終始すごく楽しそうに話をしておられたけど、これだけ制約の強い言語を使ってのお仕事、ふとした拍子に「\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!」っとならないのかな?っと思ったりなどもした。w
カンファレンスディナー
とても食事がおいしかった!だいぶ疲れてたこともあり、30分ほど残して早めに帰路に。
「Web とは何か?」 - あるいは「Web を Web たらしめるものは何か?」
ここから二日目。ちょうどいま、Real World HTTP ―歴史とコードに学ぶインターネットとウェブ技術 を読んでいるということもあって、とても面白く拝聴することができたし、「Webブラウザの OS 化」、「Web が Web として壊れないための、今は Web にとって重要な過渡期」との言葉には思わず姿勢を正した。
jackさんのお話、超よかった...。。自分が インターネット、Web を好きな理由みたいなところの一部がわかった気持ちになった
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年9月8日
個人的にはこちらがベストトークだった。
「高集積コンテナホスティングにおけるボトルネックとその解法」
こちらも、気がついたらどんどんと話が深いところに及んでいたのだけど、不思議とその奥深さと技術的面白さはひしひしと伝わってきた。問題が起きたら Linux カーネルのコードまで潜って原因を探し当てるその姿は、日頃僕が一緒に働いてるエンジニアたちとも重なるものがあった。ペパボさんすごい。
マネクラ使ってみたくなるね。人は物語を買う...
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2018年9月8日
「遠いようで身近なサウンドエンジニアリング」
おもむろにギターを演奏したりと、とても刺激的なセッションだった! 「クリエイターとサウンドエンジニア」に対比する形で「クライアントとWebエンジニア」の関係についての質問が出てきたのは笑った。w
「Webアプリケーションエンジニアが知るべきDNSの基本」
事前にバズっていた資料を見ていたこともあり、改めてのお話は理解しやすかった。事前に録画しておいたデモまで盛り込んであって、その端々からホスピタリティを感じた。
「RDB THE Right Way ~壮大なるRDBリファクタリング物語~」
さすがに前回王者、セッション開始前に聴衆に話しかけるなど、堂に入ってる感じがあった。
じつはそーだいさんがDBについてセッションで話すところをリアルで見るのはこれが初めてだったのだけど、なんというか、伝えたいこと、思いを聞き手に伝えるためのストーリー作り、ワードチョイスが本当に神がかってるな、と改めて思った。
内容についても、思わず論理設計、物理設計がしたくなるほどで、とにかくすごいの一言でした。すごい。一票入れました。
LT
皆さんうまい。終始楽しませていただきました。特に onk さんの cpanfile を Ruby でパースするお話は面白かった。あと、mizchiさんのnext editor はすげぇ。
(2018-09-09 10:50 追記)登壇資料のまとめ
いい Qiita 記事を見つけたのでリンクしておきます。
運営の方へのフィードバック
これだけの規模のイベントをここまでつつがなく運営されたのはさすがだと思う。不満なども全くないのだけど、なんだかとにかくフィードバックを欲しておられたようだったので、無理やり書いてみます。
- オープニングで聞き逃した注意事項(多分飲食禁止とか?)などがどこでキャッチアップできるのかがわからなかった
- その後 Twitter などで断片的に把握することはできた
- 運営の方の声が大きく、ホールでのマイク使用により頭にガンガン響いた......。。音量の調整がされると嬉しいかもしれない?
ありがとうございました!
冒頭で引用したツイートのような動機もあって参加したわけだけど、二日目の隙間時間にはコードを書き始めてしまうくらいには、刺激をたくさんいただきました!w
運営スタッフの皆様、登壇いただいたスピーカーの方々、スポンサー各社さま、そしてお声がけくださったみなさん、本当にありがとうございました & おつかれさまでした!