えいのうにっき

a-knowの日記です

Kaigi on Rails 2025 に参加した

参加してきました。愛媛であった今年の Ruby Kaigi に参加してすごく楽しかったので、チケットの販売が始まるやいなや、すぐに購入。その後会期が近づくにつれ、ちょうど業務のピークも重なってしまったこともあり「オンライン参加にすればよかったかな......」とか思ったりもしたけど、なんだかんだ、やっぱり現地参加はいいですね(こういう感情の推移、無限にやってる気がするし今後もずっとこうなんだと思う)。

自分の所属する企業もゴールドスポンサーとしてブースを展開していた・ときおりそのお手伝いに回っていたということもあり、全部のセッションを聴けたわけではないのだけど、聴けたセッションとそれぞれのひとこと感想を書いておこうと思います。

Day1

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  • Ruby, Rails を題材として、動的であることの楽しさを伝えていただいたなーという感じ。言語化すごい。
  • 日頃なにげなく触れている「動的」って実は素敵で尊いことだったんだな、というのを改めて。
  • さいきんあまり楽しいプログラミングができてなかったかも、やりたいな、と思いなおすことができた

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  • Railに乗っかる、という意味で Hotwire いいよね

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  • preloadしてたのを使わなくなったタイミングで一緒に見直せればよかったのだろうけど、まぁ難しいか......
  • 「ドメインの変化に合わせて絶え間なく修復し続ける」、だいじ。

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  • デプロイ時には瞬間的に共存状態になる、というのはたしかにだった
  • オートスケール環境だとなかなか読みづらそう(結果的にかなりバッファを見た感じになりそう)ですな〜〜

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  • custom elements よさそう。
  • 段階的に導入していくのもよさそう。

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  • 設計、めちゃくちゃ苦手意識ある、ので、めちゃくちゃよかった
  • 「なるほど」もあったし「それでいいのか」もあった。寄り添ってもらえてるなという感じがした

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  • 過去の自分の考えを真っ向から否定できるの、尊い
  • そしてさらにそれが時を経過したことで(特定条件下とはいえ)有効な場面がでてくるのすごい。
  • 「チーム開発における共通認識の重要さ」、「ちゃんと想像が付く」か、なんであれ究極ここなんですよねぇ

Day 2

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  • 二重リクエストではないのだけど、似たような状況により発生する問題に悩まされている事象があったので興味深く拝聴
  • 令和最新版としてフロントバック関わらず知見をまとめてもらっているのは大変ありがたい気がする

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  • 同僚の発表(なので、日頃扱っているシステムもゴリゴリに履歴(bitemporal データモデル)を使用している)なのだけど、履歴、無限に難しくて、基礎からインプットしたいと思い参加
  • 入社してすぐに bitemporal に向き合わざるを得なかったので背景とかについてもよくわかっていなかったところが多かったのだけど、"uni-temporal" といった段階を踏んでお話を聴けたのが無限にありがたかったです

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  • なんとなくsidekiq使ってしまっているなと自覚していたので聴講。ただ、sidekiqならではの話は少なめだった
  • でも、発表内で扱われていた内容はどれも基礎的にとても大事なことでよかった
  • 「ソフトウェアアーキテクチャの基礎」読んでおかなきゃいけなさそう。

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  • 多重範囲型、というキーワードを聞いたことがなかったので聴講
  • 自由に予約ができるサービス、便利そうだし、その利便性の実現に直結する技術、というかんじでとてもよかった

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  • 認証基盤を独立させる、というのに興味を持って聴講。
  • 考えられる案についての話からあって、とてもわかりやすかった

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  • 認証〜〜〜〜〜
  • ジェネレータが生成するコード、たしかに勉強になるなー。

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  • なんというかもう、すべてがcoolだなぁと
  • 利便性、というか、誤解を恐れず言い換えると「使われない(ことに繋がるかもしれない)理由」をことごとく先回りして潰していて、多くの人に使われる(それを標榜する)プロダクトを作るエンジニア、かくあるべきだなぁと思わされました

素晴らしい場を作ってくださり、ありがとうございました!!

今年の Ruby Kaigi にも参加して楽しかった、というのは冒頭にも書いたとおりで嘘偽りのない感想なのですが、同時にめちゃくちゃ難しかった(高度だった)な、とも感じていて。たぶんそれは、Ruby というプログラミング言語として直面している課題だったり未来についての話がそこで多くなされたということだと思うんですが(「聴衆の多くが抱える課題があって、それに対応する形で発表がある」、というのは、Ruby Kaigi に限らず技術カンファレンスに共通するスタイルだと思います)、Kaigi on Rails は Rails というフレームワークの名前を関するカンファレンスである、ということもあってか、そこで取り扱われる課題が具体的というか身近に感じられて、つまりわかりやすくて、Ruby Kaigi とはまた違った楽しさがあるな、と感じました。

いやぁ、こうして素晴らしい発表の数々を聴いていると、自分の管理化のアプリケーションをより良い物にしたくなってきますね!やっていこう。皆様本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。