先日、こちらの記事を見てその翌日に思わずポチってしまったものが、一週間ほどして我が家に届いた。ちょうど旧正月を挟んでしまったけどそれでも一週間で届いたので、今ならもっと早くゲットできそう。
これポチってしまった。iPad mini をナビ運用するのに限界を感じる場面が多々あったので...。。https://t.co/chfPnTW4qz
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2021年2月12日
届いた!明日試してみよう〜〜 pic.twitter.com/Zqdk8rTvUv
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2021年2月19日
僕は CarPlay は今回が初体験だったので、商品が届くまでの間以下のようなサイトを見て CarPlay がどういうものか、事前にインプットしたりしていた。
それまでのマイカーのカーナビ環境は、↓のようなタブレットスタンド(カーステレオのCD挿入口に差し込むタイプのやつ)に iPad mini 4(with 格安SIM)を挟み込み、カーナビタイムを起動、音声はイヤホンジャックからカーステレオのAUX入力させる、といったものだった。
いわゆる "ちゃんとしたカーナビ" を車に付けなかったのは、価格の問題ももちろんあるけど、「道路の情報とかがすぐに陳腐化する上にその更新作業が億劫に感じるから」というのが大きい。とはいえ iPad mini をその代替に使うのにも、いくつかいまいちな点があった。
- カーナビタイムの裏で音楽再生等を当然したいのだが、処理負荷的に iPad mini 4 には荷が重い場面があったりした
- 夏場は心配なくらい発熱するし、実際暑すぎて起動できないときもあった
- 良くも悪くも、車のエンジンのスタート/ストップと連動しない
そんなかんじで、カーナビソリューションにちょうど課題感を覚えていたタイミングに上記の記事を見つけてしまったものだから、つい勢いで購入してしまった。
商品の詳細などは上記の記事や公式サイトに譲るけど、車載の際には僕は付属のアームではなく、iPad mini を挟み込んでいたタブレットスタンドをそのまま使った。こっちのほうがスッキリしてよいです。ただ、微妙〜〜にスタンドの方が大きいので、滑り止め的なスペーサーを噛ませることでしっかりホールド。
結果、CarPlay自体初めてだったのだけど、これまでの iPad mini によるものよりは体験がよく、まぁまぁ満足している。
- 本当に iPhone をケーブルで接続するだけで良い(Coral Vision側を触ることなく CarPlay モードになる)
- 自車カーソルの位置情報の更新(追尾)がヌルヌルしてる
- 音質が良い(オーディオ接続方法は iPad のときと同じはずなんだけど......)
一方で以下のような懸念事項もあって、差し引きすると、CarPlay による体験は75点くらい?だろうか。
- ディスプレイサイズは控えめに感じる
- CarPlay は良く出来てるな(しっかりとした完成度だな)〜〜と感じさせられるものがある
- が、本体(頭脳?)はあくまで iPhone 側であり、Coral Vision(CarPlay)は「表示+α」であると理解したほうがいい
- 目的地設定や再生楽曲の選択などは、Coral Vision につなげた iPhone 側でおこなうのがスムーズ
- Coral Vision(CarPlay)側だけでは選べないメニューや機能があったりする
- が、本体(頭脳?)はあくまで iPhone 側であり、Coral Vision(CarPlay)は「表示+α」であると理解したほうがいい
- (これはカーナビタイムの問題)当初は、家族全員の iPhone にカーナビタイムを入れて、車を運転する人が自分のiPhoneを Coral Vision につなぐ(家族内で有料ライセンスを使い回す)、という運用をするつもりだった
- カーナビタイムは複数台でのマルチデバイス対応を謳っているため。
- が、実際には「iPhoneとiPad」のようなマルチデバイスには対応しているが「iPhone A と iPhone B」のようなマルチデバイス対応はしていないようだった(片方が自動的にログアウトされてしまう)
- そのため、使わずに家に転がっていた旧 iPhone SE を CarPlay 専用端末として車載しっぱなしにする運用にしてみている
- 良くも悪くも、車のエンジンのスタート/ストップと連動する
- 設定とか変えたいだけのときでもエンジンをかける必要がある
- 夏場の温度問題についてはこの先注視したい
僕みたいな運用をしてる人(ちゃんとしたカーナビを嫌う人)は少ないと思うけど、どなたかの参考になれば幸い。