今、巷で話題の「入門 監視」を、翻訳のレビューに協力された id:hayajo_77 さんからいただきました。ありがとうございます!!!
コーヒー☕️❤️とクッキー🍪❤️と、入門・監視👁 pic.twitter.com/yanG9XFhVQ
— a-know | Daisuke Inoue (@a_know) 2019年1月14日
仕事柄(サーバー監視SaaS・Mackerelの中の人をやっています)、サーバー・インフラの監視ということについて考えている時間は業界平均よりは(おそらく)長く、かといって、「誰よりも詳しいか?」「投げかけられた問いに対して迷うことなく答えられるか?」というと、まだまだそれには程遠く......。そんな、迷い悩む日々に現れたこの本は、間違いなく、今後僕と僕の周りを照らしてくれるものになるだろう、という確信を持たせてくれる一冊でした。"監視に携わる可能性のある人" だけでなく、"いずれ監視されることになるアプリケーションを開発する人" も含めた、すべての人に読んでほしい本です。

- 作者:Mike Julian
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
このブログエントリのタイトルにもあるような、「サーバー監視、どうすればいいですか?」という、すべての救いをここに求めるかのような問いを投げかけられることは、やはり仕事柄からか、少なくはありません。が、"監視の仕組みを導入すること" それ自体は決して銀の弾丸などではなく、むしろ必要なことは、「導入した監視の仕組みを通して自分の開発・運用しているシステムに向き合うことと、その覚悟」だと思っています。
ただ、そういうことをそのまま伝えてしまうことは、ただの正論の押し付けになってしまいがちで。"今まさに目の前のシステムインフラの運用に向き合っている人" に、いかに寄り添って、今よりも少しでも物事が良くなるであろう道を歩む第一歩を一緒に踏み出せるか、みたいなところが、僕の中でずっとテーマでした。それについてもこの本は、「まずはこれからやってみましょう」という書き口(書き口だけじゃなく、本当にこれくらいなら明日から始められるかも、と思える項目であることが多いことも良い)で示されており、おそらくそうした方々にとっても背中を押されるような気持ちになれる、そんな一冊なんじゃないかと思っています。
もはや目次だけでグッとくるもんな…… pic.twitter.com/OVAcgAldzB
— a-know (@a_know) 2019年1月14日
そう、このツイートにもあるとおり、この本はもはや目次だけでも学びを感じさせる本でした。
今回は、この目次をベースとして「サーバー監視、どうすればいいですか?」という問いに対するアドバイスになりそうな自分用メモを作ってみました。もしこの本を読もうか迷っている方がいたら、その参考にしてもらえるかもしれません。
サーバー・システム・アプリケーション。そういったなにかに携わっている方にとって、何かしらの学びは得られる一冊だと思います。「入門 監視」、胸を張ってオススメします!

- 作者:Mike Julian
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)