この記事は、Mackerel アドベントカレンダー(全部CRE)の15日目の記事です。
このアドベントカレンダーも無事、折返しを通り過ぎ、終わりも見えてきた今日このごろ、本日は小ネタ記事でお茶を濁したいと思います。
このプラグインを使いたいんだけど、メトリック数は抑えたい......
そんなとき、ありませんか?
Mackerelでは、1ホストあたりのメトリック上限が200となっており、万一それを超えた場合、超過メトリック200個ごとに、1ホスト分の利用として換算されます。
通常このメトリック数は、mackerel-agent 単体を入れた状態で30個いかないくらいで、あとはプラグインを設定していくとメトリック数が増える形になります。
- GitHub - mackerelio/mackerel-agent-plugins: Plugins for mackerel-agent
- GitHub - mackerelio/go-check-plugins: Check Plugins for monitoring written in golang
Mackerelの公式プラグインはとても便利かつ簡単で、設定を mackerel-agent.conf に追記してやってエージェントを再起動するだけで、そのプラグインが対象とするミドルウェアやリソースに合った項目が自動的にグラフとして追加されます。
ただ、場合によっては、「このメトリックは今回のケースでは必要ないんだけどな......」「このメトリックがなければ、全部で200メトリックに抑えられるんだけどな......」ということも、あるんじゃないのかなと思います。
そういうときに使ってもらえるオプションがあります!それが、各プラグインに対して指定可能な include_pattern
exclude_pattern
オプションです。以下のヘルプページに詳しく書いてあります。
include_pattern が指定されていた場合、メトリック名が指定された正規表現にマッチするメトリックのみを投稿します
exclude_pattern が指定されていた場合、メトリック名が指定された正規表現にマッチしないメトリックのみを投稿します
どうです?便利そうでしょ!
決済完了メールを経理チームに転送してるんだけど、面倒......
そう思ったこと、ありませんか?
実は、決済完了メールの送信先を追加することができる設定がこちらにあります!
ちなみに サポート
というのは、Webコンソール右上にある サポートチームへ連絡
から問い合わせた際にやりとりされるメールのことです!実は同じチーム内の別の人が同じ質問をしていた、みたいなことも結構あると思うので、ぜひ活用してください!
会社が発行しているメールアドレスを持つアカウントだけを招待できるようにしたい......
そう思ったこと、ありませんか? それ、できます!!こちらからどうぞ!
もう、見ての通りの機能です。「気づいたら gmail.com
なアカウントが招待されている......」といったことでお悩みの管理者の方、ぜひこちらの機能、ご利用ください!
まとめ
決して派手さはないものの、「かゆいところに手が届く」便利機能3選でした。ひとつでもご存知なかった機能があれば、幸いです!