前回から早くも1ヶ月以上経過してしまってたりしますが、先の日曜日にまた新たに一つ、アレンジアプリを作ることができましたので、今回もメモがてら書いておくことにします〜。 題材は、第8章の「人工無脳ぐぐるちゃん」。

作ればわかる!Google App Engine for Javaプログラミング
- 作者: 中垣健志
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 大型本
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「人工無脳ぐぐるちゃん」の仕様
は、以下のとおり。
- twitter bot。
- 自動リフォロー。自動リムーブ。
- botがフォローしているアカウントの発言を定期的に自動収集。
- 定期的に自動発言。
- 発言する文章は、ランダムに決定した「抜き出したあとの文章」に、やはりランダムに決定した「抜き出した名詞」を当て込んだもの。
・・・どうです?とてもおもしろそうじゃないですか?:)
アレンジアプリの仕様
そんな面白そうなアプリですが、これをこのまま作っても面白みがない・・・かといって、これといったアレンジアイデアが思い浮かばない・・・。と、ふと「ぼくの発言だけを解析してランダムに発言させてみたい!」と思い立ちまして、上記「自動リフォロー」「自動リムーブ」の2機能を外したbotを作ることにしました。・・・手抜き、ともいうかもしれません:-p
完成品
は、こんな感じ。良い感じにカオス。w
ちょっと失敗しちゃったなーという点はというと、ぼく、iPhone4Sにしてからtwitterクライアントに公式アプリを使ってるんですが、コメント付きRTの形式が「“@xxxxx 〜〜”」の形式なんですね〜。これを収集対象から除外し忘れたなぁ、という点。
今回参考に・勉強になった点。
- botは既に作ったことがあったけど、「自分のタイムラインの取得」「自動リフォロー」「自動リムーブ」・・・といったことはさせてなかったので、これらのやり口は勉強になった!
- データストアからエンティティをランダムに取得する方法。
- 乱数値をフィールドに持たせておいて、そいつを利用するとは・・・。
- 過去のバージョンのSDKの使用方法。
- 結局今回はそんなことする必要はなかったけど。今後のために。
GAEのリソース消費具合。
今回のアレンジアプリは「10分ごとに情報収集」「30分ごとに自動発言」という仕様。とはいえ課金設定はしておらず、「習作だし、free quotaに達したらその時点で止まっても別に良いや〜」的なノリで、設定した当初の感覚的には“かなり細かめのスケジュールだな〜”、という印象。 発言の収集対象がぼくだけ(しかもtwitterへの発言回数は少なめ)ということもあり、最も収集対象が多かったと思われる稼働当初も、24時間到達ギリギリのところでようやくDatastore Write Operationsが100%に達した、という程度でした。Frontend Instance Hoursは通じてfree quota内に収まっています。
ここらへんも、今後作る予定にしているアプリの作りを考える上で参考になりました。
楽しんで作り進めてきたこの本も、残すところあと3章。
なんだか名残り惜しいような、はやく“練習”から脱して“本番”に移りたいような。 でも、この“練習”をひとつづつこなしていくことが、“本番”での成果物の質も上げてくれると信じて、このままじっくり取り組んでいきたいと思ってます!