えいのうにっき

a-knowの日記です

sa-boom!! client ver3.0.0をリリースしました!

こんにちは、a-knowです。 ここ数週間、集中して作成しておりましたものがなんとか形になりましたので、リリースさせて頂きます。

iTunes再生回数情報取得・管理アプリケーション「sa-boom!! client」の、ver.3.0.0 です。

ダウンロードは、こちらです。 動作環境ですが、後述しますが、WindowsMacOSに対応しています。PC上で動作する、デスクトップアプリケーションです。

使い方

上記からダウンロードして頂いたzipを展開して頂きますと、以下のようなファイル・ディレクトリが出来ると思います。

-files
--pre.dtd
-web-files
--(いろいろ)
-sa-boom.html
-sa-boom.jar
-sa-boom.jnlp
-sa-boomの起動は「sa-boom.html」から行います。.txt

txtファイルの名前にもあります通り、ver.3.0.0からはexeファイルからの起動ではなく、htmlファイルをブラウザから開いて頂く必要があります。 このhtmlファイルを開いて頂くと、この記事の最初のスクリーンショットのようなページが開かれますので、そのページの「sa-boom!! clientを起動する」ボタンを押して頂ければ、起動が始まります。

なお、ver.3.0.0になったことにより、動作環境が軒並み変更になっています。ひと通りのことはsa-boom.htmlに書いたつもりなので、ぜひご一読頂きたいところなのですが、ここでも簡単に、触れたいと思います。

動作環境とか

このアプリケーションは、JavaFXで作られています。

JavaFX とは ? JavaFX は、Java とともに使用することで、さまざまなプラットフォームで一貫して動作するリッチなインターネットアプリケーションを作成および展開できるようになるソフトウェアです。

と、いいますか、JavaFXという新しい技術で今までの「sa-boom!! client」を作りなおした、という言い方が正しいのですが。

このJavaFX、「いまや前時代的なGUI技術であるSwingとの共存(というほど単純じゃないかな?)が可能である」とか、「今後iOS上でも動作する環境が整備される可能性がある」とか、技術的・作る側の人には何かとワクワクさせてくれる点が多い技術なのですが、とりあえず今日は、作る側視点でのお話よりも、このアプリケーションを使って頂くためのお話をさせて頂く、ということで。 (以前にもJavaFXについてのエントリを書いたことがあります。こちらをどうぞ。)

このJavaFXの動作環境は、おそらくふつーの方のPCにはインストールされていないと思いますので、その作業がまず必要になってきます。 Windowsユーザーの方はこちらMacOSユーザーの方は、正直ぼくもちょっとよくわからないんですけど(こら)、MacOSの「ソフトウェア・アップデート」をして頂いた後に、開発者向けのプレビューリリース版である動作環境をインストールした頂く必要があるようです。少なくとも、ぼくはそれで実行できるようになりました。

また、以前までのバージョン(ver.2.x系)をご利用の方で、そのデータを引き継ぎたい場合は、前バージョンの実行ファイルがあったフォルダの中に入っている、

  • data.dat
  • web.dat
  • xxxxxxxxxxxxx.dat(xx・・・には日付が入る)

の3種類のファイル群を、今回の「files」ディレクトリに格納して下さい。

ただし、前バージョンのデータを引き継いでご利用になる場合、「ver.3.x系 clientで一度でも参照した前バージョンのデータ」「ver.3.x系 clientで取得したデータ」は、ver.2.x系 clientでは表示できなくなりますので、その点はご注意下さい。

アプリケーションの起動は、上述の通り、sa-boom.htmlをブラウザで開いて頂いたら表示される、「sa-boom!! clientを起動する」という赤いボタンを押して頂くことで行うことができます。 ちなみに、この起動方式は「WebStart」と呼ばれるもので、この方式での起動ができるようになったことも、JavaFXの特徴の一つです。(WebStartさせるhtmlには、ぼくの好きなBootstrapを使ってます♪)

実行すると、

こんな感じになります。

WebではおなじみのCSSを適応させることができるようになったのも、JavaFXの利点の一つでしょーか。 このぼくのしょーもないアプリケーションも、そこそこ見栄えするようになっていませんか?なっていませんか。そうですか。。(´・ω・`)

・・・もちろん、この再生回数情報をアップロード・共有できるWebサイト「sa-boom!!」への情報送信にも対応しています。

ちなみに、先程Macでも少し動かしてみたんですが、すっごいキレイでしたよ。(チラッチラッ

その他、技術的なおはなしについては、

6月のどこかで開催されるという、岡山Javaユーザー会主催の勉強会(なんか最近、ホントに開催されるのかどうか不安になってきてるんですが 笑)にて、JavaFX / SceneBuilder(GUIエディタ)についてお話をさせて頂くことになっておりまして。つきましては、そこで今回の開発についても少し整理して、お話できれば・・・と、思っておりますですハイ。

・・・というワケで、明日から内容の整理に入りますので、開催は6月下旬が嬉しいですw> id:zephiransasさん

さいごに、

結構突貫工事で作った上に、まだまだ新しい技術を使っての構築、ということで、何かと動作不備・不良点等あるかと思います。 そういった点、どんどん改善していきたいと思っておりますので、発見された方はぜひご連絡を頂けると幸いです。

iTunes再生回数情報取得・管理アプリケーション「sa-boom!! client」をダウンロード