えいのうにっき

a-knowの日記です

読んだ:「ハッカーと画家」

よかった。本書の存在は以前から知っていたのだけど、Google が学校へ本を寄贈するプロジェクト の中にもこの本が名を連ねていることを知って、なぜだかそれが、今回この本を読むに至った直接のきっかけ。

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ちょっと息抜きするつもりで読み始めた本だったのだけど、過激で痛快で、それでいて人を動かすパワーを持つエッセイ集だなと思った。本書を読んで、「自分は決してハッカーではないな......」ということに確信を得ると同時に、この文章の端々から、どこか後押しを受けられたような気持ちにもされて。不思議だな、と思いつつ目を通した監訳者あとがきには「彼のメッセージは何かを創っている、あるいは創ろうとしている人に特に向けられている」と書かれていて、あぁ、とまた背中を押されたような気持ちになれた。ハッカーかどうかは別としても、何かを創る人ではありつづけたいと思っている自分にもパワーをくれる本だった。よかった。

読書メモ

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