えいのうにっき

a-knowの日記です

devops は様々な基礎の上に初めて成り立つもの 〜 Effective DevOps を読んだ

Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方

Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方

読んだ。そのモチベーションとしては、自分が業務で担当しているプロダクトがAWS コンピテンシープログラムDevOpsソリューションの認定を受けた、というところが大きい。「DevOps って、そもそもなんなのさ?」というのもある。

読んでみての感想としては、DevOps についてどうこう、というよりもその基礎、土台に焦点を当てたものだな、という感想が大きい。

人が複数人数集まれば、それは多かれ少なかれ多様性を持つ集団になる。この本は、"そんな集団に属する者としての心得" みたいなものが余すことなく書かれており、DevOps はそれらがあって初めて成り立つのだ、ということに改めて気付かされた。複数のメンバー、チームで協調しながら大きな成果を目指す組織にとって、この本を読むことは "現在の自分たち" の診断と処方箋になりそう。なぜなら、自分が「つらい......」と感じたときにその場で起こっていたようなことが、この本には的確に列挙されていたから......。(苦笑)

devopsが、いかに多くの要素を土台として、その上に初めてなりたつものであるものなのか、ということがよくわかった。異なる業界からWeb業界に転身された方とかにはオススメな気がする。ちなみに、「DevOps」「devops」の表記の違いについても書かれていて良かった。

読書メモ・devopsとは?

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