Tachikoma.io とは
Dependency Update as a Service
、例えば bundle update
だとかの定形作業を自動でやってくれるサービスを SaaS として提供してくれているもの。弊社の技術ブログ は Middleman で動いているんだけど、それの bundle update
もつい先日、この Tachikoma.io で Automatically になったりして、自分の周辺ではちょっとしたブームになってたりする(遅い)。
上記 Middleman への Tachikoma.io の適用は、他の仕事もあったりして自分の手ではできなかったので、適当な自分の public repository に対して Tachikoma.io の設定をやってみた。
まずは Tachikoma.io にサインアップ
GitHub アカウントで。
そして Authorize。
リポジトリの検索が始まる
これは結構時間がかかる。
リポジトリを選んで有効化
検索が終わると public repository 一覧が表示されるので、Tachikoma したいリポジトリのスライドスイッチっぽいところをクリックしてみる。
...?
ボタンが緑になったけど、「...で?」みたいな、この投げっぱなし感。 configuration ページ を見てみると、
By default, Tachikoma.io uses `NONE` STRATEGY with no additional setup.
とある。なるほど。 でも今回 Tachikoma の対象として選んだリポジトリは、もうごくごく普通の rails with bundler なプロジェクトなので、特に何もしなくてもいいかんじにやってくれそうな予感...
...なんてことを考えていたら、GitHub から通知が。
...ふぁっ!!
Pull Request が来る
リポジトリを見てみると、下記のような Pull Request が来ていた。
...なるほど。やっぱり .tachikoma.yml
は作った方が良いみたいね。bundler
っぽいなら bundle update
してくれても良いのよ。
.tachikoma.yml
を作る
PR に指示された通りの内容で作成し、master ブランチに commit。
#.tachikoma.yml strategy: 'bundler'
で、また再度 PR が来るのかなーと思ったら、これがなかなか来ない。笑
そして、一週間後。
...来た!
...あれ、でも CI が働いてないな。でもそうか、この PR 自体は tachikoma が fork したリポジトリから来てるから、か。
と、いうことで、自分のリポジトリにも push して事を凌ぐ。commit hash は同じだからこれで良し...なんだけど、うーん、これは少しメンドいね。
$ git remote add tachikoma git@github.com:tachikomapocket/a-know-_-mikan.git $ git pull tachikoma $ git checkout -t tachikoma/tachikoma/update-20150207014134 $ git push origin tachikoma/update-20150207014134
push したあと、もう一度 PR を見てみるとー。
CI オッケー!これで晴れて、マージボタンを押せるね☆(ゝω・)vキャピ
補足情報
- Tachikoma から PR が来る頻度については不明。
- public repository に対して Tachikoma するのは無料。private repository に対しては有料($9/month(個人の場合))かつ、リポジトリの
all event
権限を与える必要がある。 - 以下がとっても参考になりました。