もう大好きで大好きで、大好きすぎるバンド・waffles(ワッフルズ)のニューアルバムが、先日10/4にリリースされ、今日、やっと手元に届きました(公式通販)。 公式通販ページには「waffles最高傑作の呼び声高し!」と銘打たれていますが、いやはやホントに、枚数を重ねる度にますます堂に入ってる気がします! 2chでは「今やインディーズどころか自主制作だからなあ」なんていう声もありますが全くその通りで、・・・ホント、もっともっと評価されていい!!
『ballooner/ waffles』2009.10.4発売 +ざわめき +レモンレイル [album mix] +CROSSROAD -jump&dash- +poplar(ポプラ) +ドングリのなみだ +Blue +balloon boy〜interlude〜 +a i n o w a +花火♪ +雲のない世界 [album mix] +tokyo.station +ベランダ〜otome room ver.〜 +19才aozora
試聴/公式通販ページ/公式HP/iTunes Storeでも買えます <<
まだ1回通り聴いただけですが、逆にこの新鮮なときの感想ってのもイイかなってことで、感じるままに書いてみよう。
**1.ざわめき アルバム一曲目からパワーとスピードに溢れるこの曲。前作の一曲目「飛行船」を彷彿とさせます。 新しく物事が始まる・始める象徴の季節としては「春」があると思うけど・・・。
思えば どれだけの時間を一緒に過ごしたかなぁ ゴール前でみんな 当たり前みたく走り出し 未来がわたしを 急がせるんだ 卒業は そこまで来てる
秋空に 万国旗が揺れるころ この胸に住み着いた ざわめき
<<
この曲では「秋」の運動会(かな?)のゴールの先・・・「未来」が、「わたしを 急がせるんだ」と表現してるあたりが、今の僕の状況・心境に少しリンクしてるような気がして。まぁそれは、僕という受け取り手の勝手なんだけれども、これからしばらくは僕のテーマソング的なものになりそうな予感。
サヨナラは まだピンと来ないけど 遠い空 みんな 見始める
『このままでいたいよ・・・』 センチメンタルじゃ進めないな!
<<
**3.CROSSROAD -jump&dush-
歩けばすぐ交差点 ヒダリミギ、どちらハッピー!? 誰かのうしろ ついてゆけば とりあえず・・・
<<
一曲目の「ざわめき」といい、なんだなんだ、ケフコさんは今何か岐路に立っているのか・・・?、と、思いきや。
走り出す恋のイメージを追いかけて 跳ぶから 街も 光も 突き抜けて 今 妄想ダッシュ 「君」にやっと出会えたかな・・・?
<<
なんだ恋か。笑 ・・・いやでも、こういう場合の「君」は、何でもありえるよな。その人その人にとっての「君」がかけがえのない大事なものなら、それに近づこうと追いかけることは「恋のイメージ」でもって「妄想ダッシュ」するのに近いのかも、しれないなぁ。
**4.poplar(ポプラ)
昼過ぎ 駅前 ポプラの木 君が僕を待ちぼうけてる 鏡を見たり 前髪直したり 忙しそうに 声をかけずに見ていたら 気づいた君が駆け寄って 直したはずの前髪は またクシャクシャに
<<
なんだろう。詞を書いているのは女性のはずなのに、表現されている情景は男目線だよね、これ(多分ね)。wafflesは、実はこういう曲が多いような気がする。
いつか僕しかいないなんて 思ってもらえるように 今 ネタばれの手品でも 楽しすぎる時間あげたい
<<
ここ、すき。
**5.ドングリのなみだ
君とね 一緒に歩く金色の秋が あんまりキレイで 思わず右手、握ってしまっただけの恋なのに 随分と長い間 好きだったな 一番の恋 忘れない
<<
うってかわって、すごく女の子らしい、“かわいい”曲だな、と、男の僕が思いました。ただ、詞全体は切ないかんじですが・・・。
**6.blue この曲はすごくよく覚えてます。初めて聴いたのは、去年の京都であったライブのとき。涙をこぼしながら歌うケフコさんが、とても印象的でした。
瀬戸内の穏やかな海 わたしの心の青だ カラカラ胸が乾く日は あなたに会いたくなる 何も知らずに はしゃぐ少女には 戻れなくても
<<
四国出身のケフコさんが、地元にいたときのことを歌った曲だそう。「瀬戸内」なんてキーワードが出てくるような点、自分にとってもちょっと特別に聴こえる曲です。
**11.tokyo.station
広い東京 訪れなくなる街があり 会わなくなった誰かのこと 想うとき まだ 胸の奥 すっと 走り抜ける 甘い涙
<<
珠玉の名曲揃いのこのアルバムの中で、僕にとってのナンバーワンを決めなければならないとしたら、この曲になるかもしれません。この曲に、東京に住む人たちの、悲鳴にも似た想いが詰まっているように思えます。 しっかし、すげぇなぁ。こんな曲も、生み出せるんだ。。(詞的にもメロディ的にも)
**12.ベランダ-otome room ver.- このアルバムに先立ってシングルカットされた4曲のうちの1曲。「otome room ver.」とは良く言ったもので、曲の雰囲気はまさに、自分の部屋のベランダから夜空を見上げるotomeの図、ってかんじ。・・・妄想ですが!
あなたを夜思うと いつも宇宙に浮かんで 銀河のなか 泳ぐみたいに 孤独で自由よ
<<
**13.19才aozora なんだろう?思いっきり受験生ソングっぽいけど、ケフコさんが大学受験のときに書いた詞なんだろーか? ・・・ほんともう、思いっきり受験生ソングなんだけど、
期待してた わたしに会いたいから 自由って意外とタイヘンだけど 今はこの風に吹かれたい
<<
受験生なんて遥か昔に体験し終えた自分なのに、こんなにもドキリとくるフレーズが。
**総括 いやぁもうスバラシイ。iTunesで付けたレート、13曲中11曲が「★★★★★」(星五つ)!・・・あぁ、アルバム発売記念ワンマン、ホント行きたかったなぁ・・・。 年内はもう関東でのライブしかないようだけど、ぜひ来年もまた、関西より西でもライブをやってほしいもんです! 今後のwafflesに、幸あれ!