ずっと積ん読されてた "「納品」をなくせばうまくいく" を、ようやく読んだ。株式会社ソニックガーデン の社長である倉貫義人さんの本。
読む前は、正直、「自分たちのビジネスモデルを顧客に手っ取り早く啓蒙するための本、ってところなんじゃないかなー」というひどい思い込みがあったし、僕がこれを買ったのもこの本の kindle 版が何かのセールだったのを見つけたから、なんだけど、読み終わった今、食わず嫌いせずに読んで良かった、セールでもなんでも、買う気になって良かった、と、心底思っている。
目次は↓なかんじなんだけど、
はじめに 1章 常識をくつがえす「納品のない受託開発」とは 2章 時代が「納品のない受託開発」を求めている 3章 顧客から見た「納品のない受託開発」の進め方 4章 事例に見る「納品のない受託開発」 5章 「納品のない受託開発」を支える技術とマネジメント 6章 エンジニアがナレッジワーカーになる日 7章 「納品のない受託開発」をオープン化する おわりに
流れとしては、
- 既存の受託開発の・一括請負スタイルの開発の問題点を紹介
- "納品" がその諸問題の根源になってしまっていることの解説
- ソニックガーデンが推し進めている「納品のない受託開発」の進め方を、"顧客視点で" 紹介
- そして、実際の顧客の声も紹介(2社)
- 「納品のない受託開発」を、今度は内部視点での紹介・解説
- 今後のソニックガーデンの・「納品のない受託開発」の展望
- そして、今後のエンジニアに求められるもの・生き方の解のひとつについて
...というかんじで、話は進んでいく。だいぶざっくり書いちゃってるけど。
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