えいのうにっき

a-knowの日記です

CloudGarage の無償インスタンスを利用して kubernetes クラスタを構築してみる

定額型パブリッククラウド という触れ込みで先日ローンチされたCloudGarage

cloudgarage.jp

そのフレーズのとおり、「1Core/ 1GB/ 50GB なクラウド VM インスタンスが3インスタンスで 1,480円/月 固定(転送量など込み)」という月額定額制のサービスメニューが用意されていて画期的。すでに趣味用途で AWSGCP などにインスタンスをいくつか立ててる僕にはとても興味深いサービスなわけなんだけど、さらに魅力的なポイントとして、CloudGarage では「Dev Assist Program」なる、開発者向けインスタンス無償提供制度がある。

cloudgarage.jp

この申請に通ると、上述の「1Core/ 1GB/ 50GB なクラウド VM インスタンス x3」が1年間無料で利用できる。そして先日、めでたく僕もこの制度の適用申請が通った。ありがとうございますありがとうございます。

降ってわいたような3つのサーバーインスタンス、さてこいつで何をやろうかなということでまずは、「せっかくある3台のサーバーを活かせるようなことを」ということで、CloudGarage 上に kubernetesk8sクラスタを構築してみることにした。このエントリはその作業メモである。以下目次。

  • 1. まずはインスタンスの作成
  • 2. ログイン・ユーザーの準備
  • 3. /etc/hosts の編集
  • 4. マスターノードのセットアップ
  • 5. コンテナ稼働ノードのセットアップ
  • 6. Pod の作成、起動を試す
  • 7. オマケ
  • まとめ
  • 参考

今回せっかくなので、ほぼ全ての作業を itamae のレシピに落としこみながら進めた。なので、このレシピを使えば誰でも簡単に k8s クラスタを CloudGarage 上に構築できるはず。間違ってるところがあったら Pull Request ください。笑

github.com

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GAEのカスタムドメイン無料SSL化で静的コンテンツ配信を試してみた

Google App EngineでマネージドSSLが全ユーザーに無料提供、HTTPSの導入が簡単に。証明書の更新もGoogleにおまかせで心配無用 - Publickey というニュースを目にしたのが先週の火曜日・9月19日。

www.publickey1.jp

「GAE 、どんどん便利で最高になっていってるなぁ......」と思わず遠い目をした僕は、おそらく古参GAEユーザーと言っても差し支えはなさそう。記録(このブログ)によると、2009年に GAE を触り始めていた。GAE をメインで扱う Web 起業にエンジニアとして働いていたこともある(2012 - 2013)。なので、昔の不便......いや、荒削りな頃の GAE はイヤというほど触り倒していた。

それもあって、今回の報はとても嬉しかったし、ただでさえ「またそろそろ GAE でおもしろいことやりたいなぁ...」と思っていたところでもあったので、今回のアップデートはそんな自分の手を動かさせるのに十分なインパクトを持ってた。

ちょうど、ペライチな静的サイトを公開したいなとも思っていたところだった。それこそ GitHub Pages とかでも全然コトは足りるのだけど、独自ドメインSSL化となると、CloudFront などの CDN を挟まないといけなかったりするし。あとは「いつでも触れる GAE アプリケーション」も手元にひとつ、持っておきたい気分でもあったので、「GAE + カスタムドメイン + SSL + 静的コンテンツ配信」の組み合わせを、この休日を利用して試してみた。

自分用に作業をするついでにブログのネタにもなるかな、と、スクリーンショットも交えつつ手順をメモしながら作業をしてたんだけど、それも不要だったかもしれないくらいに超簡単だった。昔は、手動で証明書をあてるのすら、けっこう大変だったのになぁ...。。なんて、そんな老害感あふれる感想ばかり出てくるくらい簡単だったので、みなさんもぜひお試しあれ。

  • GAEのカスタムドメイン無料SSL化・手順
  • 静的ファイルを含むプロジェクトのデプロイ
    • 1. SDK の準備
    • 2. デプロイ対象となるファイル類を用意する
    • 3. デプロイの実行
    • 4. バージョンの切り替え
    • 5. アクセスして確認してみる
  • GAE は最高!
  • 参考
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