えいのうにっき

a-knowの日記です

GAE アプリケーションにカスタム(独自)ドメインを設定する方法 〜2015・夏〜 #gcpja #gcpug

表題の件。昔はここにあるような方法で Google Apps とかなんとかかんとか、いろいろ駆使しないといけなかった記憶があるんだけど、最近だとどうなってんのってことと、ちょうどひとつ設定する必要があったので、そのついでにメモ書き。

環境

手順

公式ページにいく

appengine custom domain とかでぐぐると引っかかる、Mapping Custom Domains  |  App Engine standard environment for Python  |  Google Cloudにいく。 そこに書いてあることを読むんだけど、ボタンが置いてあるのでこれを押す。

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対象 app を選択

と、Developers Console に移動する。↓のような画面になるはずなので、今回ドメインを設定する app を選ぶ。

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ドメイン発行の確認

上の画面で Continue を押すと、下のような画面に。

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設定するドメインを既に持ってたら左のボタン、持ってなかったら右のボタン。と書いてあるみたい。 今回右は押さないけど、書いてある内容を見るに、押すと Google Domains に飛ぶのかな?

設定作業

↓のような画面になるけど、

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ここでやる作業はざっと以下の様なかんじ。

  1. ドメインを verify させる
  2. サブドメインを設定するのか、ネイキッドドメインを使うのか、を選択する
    1. で選んだ内容に合った設定を DNS で設定する

2.は迷うところはないので、1. 3. についてだけ書く。ちなみに今回はネイキッドドメインにしたいのでそれで。

ドメインを verify させる

さっきの画面で設定したいドメインを入力し、verify を押すと下のような画面になる。

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ドメインレジストラまたはプロバイダを選択 のプルダウンから、自分がドメインを買ったところを探して選択する。すると、そのレジストラ毎に合った設定内容が下にサジェストされる。

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たいていは TXT レコードの設定なのかな? ということで、今回は TXT レコードの設定をする。

AWS にログイン、Route53 を開き、 Hosted Zones をクリック。DNS サーバーに Route53 を使う設定は済んでいる前提 なので、すでに当該ドメインレコードは登録されているはず。

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Create Record を押し、Name には何も入力せず、TypeTXT を選択し、Value に提示された文字列をはりつけて、Create

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ここまでできたら、元の画面の赤い 確認 ボタンを押すのだけど、その前に dig コマンド(dig -t TXT xxxx.com)とかでちゃんと TXT レコードが引けるようになっていることを確認してから、ぐらいのほうがいいかも。

確認 ボタンを押して ok だと、↓のような画面が出て、

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元の画面でリロードすると、2. の選択肢が増えて選べるようになっている。

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選んだ内容に合った設定を DNS で設定する

2.でネイキッドドメインを選ぶと、3. のところの内容が動的に変わる。 ここで提示された内容と同じ内容を、先ほどと同じ手順で Route53 に設定する。

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これもやっぱり dig コマンドとかで設定の反映を確認しつつ。

反映されたら、お望みのドメインでアクセスできるようになっているはず。設定ページも、リロードすると表示が↓のように変わる。

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ちなみに

2.の手順のところにある Add ボタン、押してもリアクションがなくてだいぶ戸惑う。でも押さないとダメっぽい。



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