えいのうにっき

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ミニ・雑感。クルマとぼく。(2)


こんにちは。a-knowです。
今回も前回に引き続き、ミニについて・クルマについて思うことを書いてみたいと思います。

  • 独特の造形・デザイン
  • その存在に歴史あり
  • 好きなところは「ドアの音」?
  • クルマを運転する楽しさ。「走り」について
  • その他。居住性・インテリアなどについて。



好きなところは「ドアの音」?

ニュービートルやミニ以外にも、家族用のクルマ(日産レパード J.フェリー)や妹のクルマ(トヨタ Vits)をちょこちょこと運転する機会はあるのですが、それらのクルマの差としてまず一番に感じるのは、その「重厚感」。


少し前のフォルクスワーゲンのTVCMで、「ワタシの一番好きなポロは、ドアの音」というようなフレーズを交えたものがありました。このCMを初めてみたとき、すでにビートルに乗っていた僕は特に違和感なくこのCMを受け止めていたのですが、よくよく考えてみると「ドアの音って、クルマのウリになるのか・・・」って気もしますよね。
たしかにVW(ミニ(BMW)もそうですが)のドアの音は、他のクルマ(国産車)のそれとは全然違います。「バムっ」という、密閉感を感じさせる、重く深い音。


きっとこのCMって、「今までVWのクルマに乗ったことのない人へのメッセージ」も、当然あるんでしょうけど、それに加えて、「以前VWに乗っていたけど、今は何らかの都合で乗ることのできていない人へのメッセージ」・・・という意味合いも持たせていたりするのかなぁ、と、第3者ながらに思っていたりします。
そう考えるとこのCMって、“そういう人”に「なーんか最近モノ足りないと感じてたけど、そうそう、そういうのって大事だよね!」と気付かせ、VW車への郷愁を誘うに十分だなぁ、と。“そういう人”は、重厚感のある「ドアの音」に出迎えられ、送られる感覚・快感を、身を持って知っています。こういう要素って、「クルマがクルマである」ためには全く必要な要素ではないにも関わらず、一旦そういうクルマに乗ってしまうと、意外なほど上位に食い込んでくる「魅力」だったりします。・・・少なくとも僕にとっては(一種の贅沢ですね)。


・・・と、ここまでずっとビートル(VW)の話に終始してしまいましたが、この「重厚感」は、ミニにも等しく当てはまる要素でした。最初にディーラーに訪れた際に、展示車のドアを開け閉めしてみる。「ガチャっ」、「バムっ」。今まで乗っていたビートルのそれと、まったく遜色はありませんでした。


クルマを運転する楽しさ。「走り」について

これまでのところ、「結局ビートルでもミニでも、どっちでもいいんじゃん?」という要素ばかりでしたが、前のクルマ・ニュービートルに対して、決定的に不足を感じる要素がありました。それが、「クルマを運転することの楽しさ」です。


父親のクルマがユーノス・ロードスターなんですが(なんと初代!古い!!)、それ乗ってみて感じたことは、「クルマを“操る”ということの楽しさは、こっちの方が断然上だ」、ということでした。
アクセルを踏み込むことで発せられるエキゾーストノート、その音に呼応するかのように加速する車体。自分(ドライバー)の意思をシフトノブを介してクルマに伝え、それによってクルマの持つポテンシャルを自分の支配下に置く快感。こればっかりは、4速ATのニュービートルではどう逆立ちしても得られるものではありませんでした。


・・・まぁ、このロードスター自体には、パワステがなかったり、僕自身いまいちMTに自信がなかったりということもあって、「自分のクルマとして使い続けたい!」というところに達するまでには至らなかったのですが、それでも「クルマを運転する楽しさ」は欲しい。それを満たしてくれることが、今回の買い替え対象の条件の一つでした。


「じゃあ、ミニの“クルマを運転する楽しさ”はどーなのよ」、ってことなんですが、「ミニはそれを存分に満たしてくれる」、が、街乗りドライバーの僕の出した答えです。
その内訳をもう少し詳しく・・・ってことで、“走り”に関連する要素それぞれについて、少し書いてみたいと思います。といってもATでウロウロしてるだけの「ただのクルマ好き」なので、専門的なことは書けていませんしわかりません・・・ご了承をば。


トランスミッションについて。

上で「自分の意思をシフトノブを介してクルマに伝え・・・」などと御託を並べていたわりに、購入したミニは6速AT。これには「MTに対する自信の無さ」「当面の主な使用用途は、渋滞しがちな経路での通勤手段」というのが主な理由である、というのは否定できないのですが、「ATならではのパドルシフト、マニュアルモードが体験できる」というのも、実は大きな理由だったりします。・・・いや、ほんとに、言い訳ではなくて。。苦笑
パドルシフト・マニュアルモードという機能を実現するために、当然、普通のATにはない「仕組み」が組み込まれているわけで。純粋に僕は、その「仕組み」に興味を持ったんですね。で、この仕組みは(当然のことながら)MT車では体験できない、と。


で、実際に3ヶ月使ってみての結論は、「パドルシフト・マニュアルモードが使えるATは、それなりに楽しい!でも、やっぱり次はMT車に乗りたい」。
ビートルの・・・いわゆる普通のATは、ゆっくりのんびり走りたいときや渋滞などに陥ったときはやっぱりラクだけれど、いまいち「クルマを操っている感」は薄いです。それに対して、パドルシフトやマニュアルモードを備えているATだと、そういう“ラク”をしようと思えばできるし、逆に積極的にガチャガチャやることで、それなりに「クルマを操っている“気分”」の片鱗を味わうことも、できるなぁと。
・・・ただやっぱり、間を飛ばした変速やほんの少し回転の外れたギアチェンジはさせてくれなかったり、そもそもギアチェンジ受付〜完了までにタイムラグがあったりするので、MTでの運転の楽しさはやはり別格かなと。まぁ、運転自体があまり上手でない僕なので、いきなりMT車に乗るのではなくこういうクルマを挟むのは丁度いいかな、ぐらいに捉えています。


また、「クルマを操作している感覚」とは別に、ギアを任意に変えられることで得られるものとして、「意図的に低いギアで回す」ことによる加速と快感は、結構たまらないものがありますね。
スピード走行していてふと、勾配のある道にさしかかったときに、力強い加速を得るために「意図的にギアを一つ落とすことができる」ということ。そしてこれはまた、「より大きな、“クルマを操作している感覚”」にも繋がります。「MTでは当たり前、普通のATでは無理」だったことが、マニュアルモード付きATのおかげで、簡単にできるようになりました。


余談になりますが、僕がメイフェアを契約してそのすぐ後に、エンジンリニューアルの報がありました。燃費向上、アイドリングストップ(MT)や回生ブレーキなど、結構大きな変更が盛りだくさんだったのですが、この点はまぁ、購入のタイミングが少々早くて損しちゃったなという思いはありますが、次の買い替えのときの楽しみとして取っておこうかな、と思える余裕は持てる程度のリニューアル内容でした、僕にとっては(負け惜しみじゃないです。。;_;)。


加速感について。

僕が乗っていたニュービートルは2000cc・116馬力・約1.3t、一方のミニは1600cc・120馬力・約1.2t。車重・排気量的にはダウンで、馬力的には若干のアップ、これをどう捉えたら良いかは正直なところわからないのですが、ミニに乗り換えてすぐに体感した率直な感想は、「思うような加速を得るためには、思いの外深くアクセルを踏み込まなければならないな(出足が少し力弱い?)」というもの。


ニュービートルでは「出足がノロい」とは常に感じていても、力不足を感じることはなかったので、排気量の違いが効いているのか、はたまた単なる気のせいか・・・。ですが、このことは今のミニに対する不満へ、というよりもむしろ、「2台目のミニはCOOPER Sにしてみようか」というイケナイ期待に、そしてさらには、先日コンセプトモデルが発表された「ミニ クーペ」「ミニ ロードスター」への関心度UPにも、繋がっています。笑


ちなみに、スピードが乗ってからの安定感・安心感は、断然ミニに軍配が上がります。ミニだと4000・5000回転に到達してもハラハラすることは全くなく、むしろこれからが本領発揮、というような余裕すら感じさせてくれるのですが、4速ATのニュービートルでは、4000回転を超えだした辺りからエンジン音が苦しいものになりだしてきて、「あぁ、負担になってきてるんだなぁ」ということをひしひしと感じさせられ、そのことが少なからず、ドライバー(ぼく)へのストレスへとなってました。


足回りについて。

街乗り99%な僕が語るのも憚られる部分があるのですが、足回りについて。
実際のところはどうなのかわかりませんが、そのクルマの持つ性格からいっても、ニュービートルの足回りは比較的柔らかめのセッティングになっているのであろうことは想像に難くありません。
そんなクルマから乗り換えたこともあってか、ミニに初めて乗って揺られた瞬間に想起されたのは、「軽自動車のような乗り心地」でした^^;。車検などのときの代車として、たまに軽自動車を運転することがあったのですが、路面の凹凸が運転していてダイレクトに伝わってくる感じが、それに似ていると反射的に感じたんですよね。


が、3ヶ月乗りつづけ、またミニに関する知識も増えてきた今は、「軽自動車みたい」なんてことは微塵も感じません。乗り始め最初の瞬間であれそう感じてしまったのは、固めのサスペンションとランフラットタイヤが、乗り心地をやや硬め(特にニュービートルと比べては)のものに変えていることが起因していたのだと思います。


ですが、路面の状態の影響を受けて一瞬であれ不安定になる軽自動車と、それをドライバーに伝えはするものの、何事もなかったかのように受け流すミニとでは、運転していて受ける印象は全然違います。ただやはり、「穏やかなドライブを楽しむ」という点では、ニュービートルに歩があるのは間違いないと思います。



(ミニ・雑感。クルマとぼく。(3)につづきます。)